パンダアップデートが日本上陸!!
クリスクのSEO担当、北澤です。
パンダアップデートについて
ご存知の方も多いと思いますが、2012年7月17日よりついに!ついに!日本にもパンダアップデートが上陸しました。
Googleの公式ブログでもアナウンスされていますね。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2012/07/google.html
このタイミングで、改めてパンダ対策を考えてみたいと思います。
パンダアップデートとは
簡単に言うと、ユーザーにとって役に立たないコンテンツが検索結果に出ないようにするアルゴリズムのことです。
役に立たないコンテンツとは以下のようなコンテンツです。
- 他のサイトのコピーコンテンツ
- 自サイトですでに公開済みのコンテンツのマッシュアップ
- 重複コンテンツ
- 分析や独自性が少ないありきたりなコンテンツ
その他にも
- 意味不明な文章(ワードサラダのような)
- 誤字脱字が多い文章
- 広告がメインでコンテンツが少ないページ
これらのコンテンツが良くないとされています。
影響度は?
米国では導入当初検索結果の12%に影響を与えていますが
日本の導入では4%程度の影響と見られています。
「じゃあ自分のサイトは大丈夫かも♪」とのんびりしていると
恐ろしいことになりかねないので、まだ対応してないよ!という方は
早めの対応をオススメします。
パンダへの主な対応策
- 重複コンテンツをなくす
予期せず重複ページが出来ている場合があります。
動的URLやシステムのエラーなどで起きやすいですが、一度チェックする必要があります。 - 商品詳細などをしっかり書く
主にECサイトなどに言えることですが、店舗から提供された文章を載せるだけでは
他のサイトでも同じ文章を使っている可能性があり、コピーコンテンツとみなされる可能性が高いです。
ライターを使って独自のコンテンツを入れたり、ユーザーからの口コミを集める工夫が必要です。 - コンテンツ量産を止め、クオリティの高いコンテンツを用意する
検索エンジンはセンテンスごとに文章を記憶していると考えられます。インデックス数を増加するために
マッシュアップで特集ページを量産するという施策が一昔前に流行った時期もありましたが、このような
コンテンツはSEO的にはマイナスになる可能性が高いと考えられます。
このようなコンテンツは廃止し、自身のサイトでしか提供できないコンテンツを提供していく必要があります。
まとめ
パンダが導入されたことで順位下落の要因がまた増えましたね。
ただ、まっとうなサイト運営をしていればあまり恐れる必要はなく、
むしろありがたいアップデートだと個人的には思います。
例えば一生懸命分析したり、時間をかけて作成したコンテンツを使ってサイトを運営しているのに
他の人がコンテンツをコピーして作ったサイトが上位に表示されていたら
それって不公平ですよね。
ただ、予期しない重複が起きていたりする場合もありますので
一度このタイミングでサイトを見直すのはいい機会なんじゃないかな、と思います。
もちろん
「うち、パンダに引っかかりそうなことやっちゃてるんですけど・・・」
というご相談も喜んでお受けいたしますので(笑)
不安を持っている方はぜひクリスクまでご一報下さいませ♪