
この20年ほど、経済成長率が+5%前後と高い水準が続く、面積・人口ともに東南アジア最大の国インドネシア。
シンガポールの調査会社Kepiosが毎年発表している「We Are Social」の調査によれば、2024年初頭のインドネシアにおけるSNSユーザー数は1億3,900万人と日本の全人口を上回る人数になっており、SNSマーケティングにおいても日本と同等以上の規模感を想定すべきと言えるでしょう。
https://datareportal.com/reports/digital-2024-indonesia
では、2024年におけるインドネシア国内のWebマーケティングトレンドにはどのような変化が見られたのでしょうか?
2024年、インドネシアでのSNSシェアは?
2024年、インドネシアでのSNSの使われ方やインフルエンサーマーケティングにおいてはどのような傾向があったのでしょうか。現地の生活者目線もふまえて、クリスク・インドネシアのゲン、タニア、ワルダに聞いてみました。
Facebookユーザーは高齢化、若い世代ではTikTokとInstagramがメイン
Instagram:日常の投稿から情報検索まで頻度高く活用
TikTok:トレンドや商品レビューの探しやすさ・見やすさが◎
X:ニュースや話題のチェックに利用
WhatsApp:LINEと同じように企業アカウントも発信
検索行動:飲食店や商品の情報はGoogle検索で収集
インドネシアではInstagram、TikTokでの公式アカウント運用がおすすめ
2024年のインフルエンサーマーケティングの傾向は?
ここからは、インフルエンサーマーケティングの動向について聞いていきます。2024年、どんなアカウントが注目を集めたのでしょうか。
強い影響力を持つKOLは依然K−POPアイドル
PR投稿でも「実際の感想」という信頼感はアリ!
マクロ〜マイクロインフルエンサーを中心に、商品やプロモーションの目的に応じた選択を
まとめ:インドネシアのwebマーケティングはInstagram・TikTokを軸に
インドネシアでのSNSプロモーションは現状、Instagramをメインに、若年層をターゲットにする場合やECへの誘導を目的とする場合にはTikTokも併せて使っていくのがよさそうです。
インフルエンサーマーケティングにおいては、K-POPアーティストが圧倒的な影響力を持っているものの、現地のインフルエンサー(KOL)も適切な人材を選べれば十分に効果が発揮できるとのこと。K-POPアーティストの起用トレンドが一段落した後にどんなKOLが影響力を持っていくのか、2025年もリアルタイムで動向をチェックし、変化があれば当ブログで情報発信していきます!
クリスクでは各国で現地スタッフを活用し、現地のトレンド情報やソーシャルインサイトを収集しています。現地の状況を踏まえた効果的なプロモーションをご希望の企業様は、ぜひお問い合わせください!
(編集協力:大西 桃子)