東南アジア各国からの訪日客が爆発的に増え続けている今。日本政府観光局(JNTO)の調べによると、ベトナムからの訪日客は2023年に過去最高の約57万人に到達しています。コロナ禍前の2019年の約49万5000人(当時過去最高)を大幅に更新しており、アフターコロナの今後はさらに大きな伸びが期待できそうです。
こうした状況の中、日本各地でインバウンド対策が急がれていますが、訪日客は日本でどんなお土産を買っていくのでしょうか。
今回は、ベトナム人観光客にスポットを当て、日本で買っていきたいお土産について、クリスク・ベトナムのリエン、ズンがジャンルごとにまとめて紹介してくれました。
日本人にとっては願いを込めて買ったり、実用的に使ってたりしているものでも、外国人にとってはそれよりも日本らしい見た目や、持ち帰りやすいサイズであることがポイントとなるようです。
また、ベトナムでは日本のアニメやドラマが見られていることもあり、作品内に出てくる日本らしいアイテムは「これ見たことある!」と目を引きそうです。
食べ物、飲み物に関しても、「日本らしさ」はポイントとなるようです。抹茶味は定番で、最近ではベトナムの飲食店でも見かけることが多いとのこと。お酒に関しては、ニーズがある一方、お土産にしづらい面もあるため、日本で体験してもらってから帰国後にスムーズに手に入る流れができると、よいかもしれません。
サプリメントやコスメ、ベビー用品などは日本のメーカーも進出しているベトナムですが、口に入れたり肌につけたりするものだけに、より安全面で安心なのは「日本で買う」ことなのだそうです。円安もあり旅行のついでに安くまとめ買いできるのも、ポイントになっているようです。
訪日ベトナム人観光客が買いたい「日本のお土産」:まとめ
ベトナム人観光客に人気の日本土産の共通点としては、すでに商品が認知されていたりデザインが日本風だったりする「ひと目見て日本とわかるもの」、また「商品の安全性、信頼性が高いもの」といったことが挙げられます。
認知度も高くニーズもあるけれど、ベトナム国内ではなかなか手に入らないようなものは、日本に旅行する人に頼んで買ってきてもらうという人も多く、お土産としてだけでなくベトナム市場に進出すると成功する可能性も高そうです。
クリスクでは、現地スタッフによる各国の調査を踏まえたWebマーケティングをご提案しています。もしSNS運用やWeb広告運用の案件があれば、お気軽にお声がけください!