ここ数年、オンラインショッピングをする消費者が急増している東南アジアでは、シンガポール発のECサイト・ShopeeやLazadaなどが高い人気を維持しています。
ベトナム国内でも、現時点で最も人気のあるECサイトはShopeeで、メトリック社が発表した2023年上半期のeコマースレポートによれば、市場シェアは63.71%。次いでTikTok Shopが17.60%、Lazadaが16.95%、ベトナム国内ECサイトであるTikiは1.73%と報じられています。
Shopeeの設立は2015年、Lazadaは2012年と、いずれも10年前後の実績のあるECサイトですが、TikTok Shopがベトナムに進出したのは2022年4月。現状ではShopee一強とも言える中で、進出しておよそ1年でLazadaと並ぶシェア率に成長していることには要注目です。
■ Metric (2023) 「Báo cáo Tổng quan Thị trường Các sản thương mại điện tử Việt Nam nửa đầu năm 2023 và dự báo quý III/2023」、2023年7月19日より
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では、実際にオンラインショッピングをしている消費者たちは、どのECサイトに魅力を感じ、どのように利用しているのでしょうか。今回は、ベトナムの消費者6人にインタビューしてみました。
インタビュー協力者
Linhさん(40代・女性・会社員)
Tinさん(20代・男性・会社員)
Vanさん(30代・女性、教員)
Thanhさん(30代・女性・会社員)
Phuongさん(40代・女性・会社員)
Nhuさん(30代・女性・会社員)
ベトナムの人気ECサイトと使い方を聞いてみた!:まとめ
ベトナムでは日用品や家電の購入などでECサイトを日常的に使っている人が多く、他の購入者のレビューを参考にしたり、セールや割引クーポンを活用したりと、各プラットフォームの機能やプロモーションをうまく使いこなしていることがわかりました。
一方、商品購入の際に何らかのトラブルを経験した人は多いよう。商品ページの情報やレビューを充実させることももちろん重要ですが、顧客とのコミュニケーションも含めた総合的な対応力が問われそうです。
クリスクでは、現地スタッフによる各国の調査を踏まえたWebマーケティングのご提案も承ります。SNS運用やWeb広告運用など、お気軽にお声がけください!
※今回の座談会にあたり、6人にご協力いただいた事前アンケートのログを現在鋭意公開準備中!本文に載せきれなかった各人の回答をご覧になれます。
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