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【マレーシア】最新!Instagramストーリーズ広告事例

マレーシアでは、Instagramの広告掲載で、最大1400万人(マレーシア人口の約40%)にリーチすることが可能です。今回はマレーシアにおけるInstagramストーリーズの広告事例をご紹介します。

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こんにちは!クリスク・マレーシアのヌルルです。

マレーシアではInstagramがどのくらい利用されているかご存知でしょうか?

Data Reportalによると、マレーシアでは、Instagramの広告掲載で、最大1400万人(マレーシア人口の約40%)にリーチすることが可能と発表されています。
また、利用者の性別は女性が若干多く、約54%。年齢層では25歳~34歳が最も利用しています。

引用: Statista

このように、マレーシアの女性に人気のInstagram。
今回はそんなInstagramのストーリーズ広告事例をご紹介していきたいと思います。

指のタップひとつで簡単に「スキップ」ができてしまうInstagramストーリーズ広告。一体、どのようなクリエイティブで広告を出すとマレーシア人利用者は手を止めて見てくれるのでしょうか。

広告事例① Kiehl’s Malaysia

通常、広告を出す場合は自社の新商品や目玉商品をクリエイティブに利用することが多いでしょう。

しかし、ボディケア商品を販売しているKiehl’s Malaysiaは、商品を前面に出すのではなく、お客様に好きなKiehl’sの商品を挙げてもらう、ゲーム感覚なクリエイティブで見ている人を楽しませています。

引用元) https://www.instagram.com/mykiehls/

―遊び方― 

  1. 広告画面をスクリーンショットし、テンプレートとして利用します。
  2. 自分が使用したことのある商品にマークを付けて「BINGO」できるか試してみてくださいね!
  3. その結果を自身のSNSに投稿してね!

ということで、「シェアをしたくなる広告クリエイティブ」になっています。

この投稿を友人のSNS投稿やストーリーズで見て真似したくなった場合、Kiehl’s MalaysiaのInstagramページにいかないとテンプレートが得られないため、広告からのページ誘導だけでなく、SNS利用者同士のシェアからも、ブランドページへの誘導を見込むことができます。

広告事例② Yumyum.snack

一見、美味しそうに食べている様子を流しているだけの普通の広告ですが、ポイントは「音」にあります!

実はこの広告、今若者の間で流行っている「ASMR」というゾクゾクした感覚が刺激的なモノ本来の音を楽しめるクリエイティブ広告を配信し話題となりました。

上にあげたストーリーズ広告自体の音は残念ながらここで共有できないのですが、同ブランドが通常のInstagram投稿でもASMR動画を投稿しています。
是非皆さんもボリュームを上げてご覧になってみてください。

ゾクゾクしましたか?(笑)

マーケティング会社の「99firms」によると、約70%の人が、Instagramストーリーズを見るときにサウンドをオンにしているという調査結果があります。綺麗な写真や動画で見る人の心を掴むことも大事ですが、広告主の売りたい商品によっては、こういった「音」で注目を集めることも面白い手法です。

広告事例③ Velvet vanity cosmetics

こちらのクリエイティブをご覧にになって気付いたことはありますか?

モデルの選定です。3名とも可愛らしい女性ですが、この3名、それぞれマレー系、中華系、インド系マレーシア人インフルエンサーなのです。

筆者はマレー系マレーシア人ですが、例えば中国語で中華系の女性を起用した広告が流れてきた場合、「自分向けではないな」と感じてしまいます。それは中華系やインド系の人も同様で、マレー語でヒジャブを被ったモデルが出ている広告は「自分向けではない」と感じてしまいます。

これは、言語の問題だけではなく、それぞれ肌の色や好みの色合いが異なるため、「自分に近い」モデルを参考にするためです。また、民族の異なる友人にプレゼントをあげる時も、こういったクリエイティブはとても参考になります。

このVelvet vanity cosmeticsは、広告にマレーシアを代表する3大民族のモデルを起用し英語で発信することで、より多くの人の目に留まるクリエイティブを見事に作り上げています。

面倒臭がりなマレーシア人消費者へはストーリーズ広告が有効!〜マレーシア人は「DM me」が大好き!〜

Instagramでは、ストーリーズ広告やフィード広告などに「Call To Actionボタン」、つまり閲覧者に取って欲しいアクションのボタンを設定することができます。

例えば下記のようなボタンを選択することができます。

「購入する」
「詳しくはこちら」
「インストール」
「ウェブサイトを見る」
「メッセージを送信」

ここで注目していただきたいのが、ストーリーズ広告はフィード広告などと異なり、広告に対してのコメントができないということです。

下の写真は、あるフィード広告の様子ですが、Call To Actionボタンで折角「詳しくはこちら」と入れているにも関わらず、面倒臭がりなマレーシア人消費者はボタンをクリックしてまで詳細を見に行こうとしません!

広告主に対し、「興味があるから私に詳細をDM(ダイレクトメッセージ)して!」といったコメントを入れることが多く見受けられます。これはマレーシアの特徴的なスタイルかもしれません。

それに比べストーリーズ広告は、商品に興味のある人がCall To Actionボタンを押して自ら広告主のサイトやSNSページを訪問してくれるため、フォローアップ業務の手間を省くことができます。

まとめ

アイデア次第で大きく他社と差がつく広告のクリエイティブ。マレーシア人の特徴や、ターゲットとなる消費者の好みをしっかりと事前に調査し、確実に手と目を留めてもらえる広告を準備することが成功のカギです。

そしてサイトへの誘導も戦略的に行い、皆さんの数ある商品をマレーシア人消費者に見てもらえる工夫をしていきましょう。

今回はInstagramストーリーズ広告に焦点を当ててご紹介しましたが、マーケットのトレンドは刻一刻と変化していきます。マレーシア向けにSNS広告をお考えの方は、まずはお気軽にクリスクにお問い合わせください!

(執筆:Nurul Asyikin/編集:きたざわあいこ)

※本文内で引用されている資料・データ、登場する人物の所属名・役職名などは掲載当時のものです。

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この記事を書いたのは

クリスク・マレーシア ディレクター
クアラルンプール出身日本育ち。マレーシアの大学で観光学専攻後、マレーシア政府観光局→PR会社を経てクリスク・マレーシアに参画。訪日PR・観光・インフルエンサーマーケティング案件を中心に担当する傍ら、自身でも撮影コーディネーションの会社を経営している。趣味はアウトドア。

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