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Instagram はストーリーズ活用がカギ! 世界で人気の理由や機能、タイでの事例を紹介

タイで約1200万ユーザーに使用されているInstagram。その中でも投稿されたコンテンツが24時間で消えるInstagramストーリーズは、手軽さと様々な機能から高い人気があります。今回は、Instagramストーリーズを活用したタイでのマーケティング事例を紹介します。

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こんにちは。
クリスク・タイのパーです!

みなさんは、自分の日常をSNSにアップしますか?
私や周りの人は自分の生活をInstagramのInstagram ストーリーズにアップロードして、一日をフォロワーとシェアすることがほとんど「習慣」になってきている気がします。

今回はそんなInstagram ストーリーズを使ったマーケティング効果や、タイでの事例を紹介 したいと思います!

Instagram ストーリーズとは?

Instagram ストーリーズとは、インスタグラム内の機能で、縦長のフルスクリーン画像や動画(15秒)を投稿したり、ライブ配信が出来る機能です。通常のタイムラインとは別で、アプリの一番上のセクションにあります。

写真やビデオを加工したり、スタンプなどで装飾も可能です。装飾には、テキスト、スタンプ、ハッシュタグ、ロケーション、フィルター、手描きなどがあります。

一番の特徴は、投稿されたコンテンツが24時間で消えてしまうという点です。

タイの若者、そして大人たちに大人気のこの機能を活かしてマーケティングを行わないのは勿体無いのではないでしょうか?

Instagramのタイユーザーデータ

Instagramは、タイでは3番目に人気なSNSで、インターネットユーザーのうち65%がアカウントを持っています。

さらにユーザーデータを細かく見ると、一番大きな割合を占めている年層は18~24歳の若者(37.1%)と、その次は25~34歳の大人(33.8%)です。女性ユーザーが男性ユーザーの2倍となっています。

利用者: 約1214万アカウント
男女比: 男性36.4%:女性63.6%

もしビジネスのターゲットがミレニアル世代、そして特に女性ユーザーを中心にしているのであれば、Instagramはマーケティングに効果的なSNSプラットフォームと言えるでしょう。

参考:
https://napoleoncat.com/stats/instagram-users-in-thailand/2019/12
https://www.slideshare.net/DataReportal/digital-2019-thailand-january-2019-v01

ストーリーズはInstagram内でどれだけ見られている

・Instagramのデイリーアクティブユーザー5億アカウントのうち、4億アカウントは毎日ストーリーズを見ている(参考:Omnicore発表データより)

・世界中の50%のブランドが月に最低1回 Instagram ストーリーズを投稿している(参考:Facebook Thailandの発表より)

このデータを見れば、認知度を増やしたければ、この Instagramストーリーズ機能を使わない手はないということがわかりますね!

Instagram ストーリーズが人気な理由

Instagramで投稿される画像や動画は、ちゃんと撮れているものから選択し、加工も加えてから投稿ではないといけない、という感じがあります。タイのユーザーの中では、自アカウントの「テーマ」・「色」などを決めて、それ以外投稿しない人もたくさんいます。

しかし、ストーリーズならば、どうせ後で消えてしまうものなので、そこまできれいな写真じゃなくても、気軽に投稿したい時に使えます。

タイ人ユーザーの中では、日常生活、食べ物、飲み会の雰囲気、面白かった出来事、ギャグなど、なんでも投稿されています。

マーケティングにはこんな部分が効果的!

Instagram ストーリーズには、他のメディアと比べて特徴のあるマーケティング効果がたくさんあります。
詳しく紹介していきましょう。

リアルタイムでフレッシュ感が溢れるコンテンツ

ストーリーズに投稿されたコンテンツは24時間以内に消えます。

そのため、ユーザーに「今のうちに見ておかないと!」・「ブランドからのアップデート・ニュース・プロモーションを見逃してしまうかもしれない!」という気持ちにさせ、ブランドのストーリーズを見てもらうことが可能です。

ユーザー参加型の機能が豊富!

Instagramの通常タイムラインに投稿出来るコンテンツは、写真と動画のみです。そして、リアクションはいいね、コメント、シェアしかありません。

それと比較して、ストーリーズはユーザーが広告を見て、気軽に参加したり楽しめる機能があるため、広告に拒否感を薄め、または逆にブランドへの好感やロイヤリティを高めることが出来ます。

タイでのInstagram ストーリーズで行われたマーケ事例紹介

フレッシュコンテンツ

ストーリーズは短期間で見れるコンテンツなので、フレッシュであればあるほどよいですね!

引用元: https://instagram.com/vaseline.th?igshid=1ku66jb41z6ic

バンコクでは現在微小粒子状物質(PM2.5)で大気汚染が起きています。この社会問題に対して、「Vaseline」がお肌に危険なPM2.5を徹底的にきれいにするという、リアルタイム性が溢れるソープの広告をストーリーズに投稿しました。

選択スタンプ

選択肢を何個か作って、ストーリーズを見たユーザーに選択をしてもらう機能です。

この機能を活かして、調査を取ったり、遊び感覚で気軽に答えを選んでもらったりすることが可能です!

引用元: https://instagram.com/dtac?igshid=iyxdxdqof04e

タイ最大級の移動通信事業会社「Dtac」が投稿したストーリーズでは、海外旅行向けのインターネットサービスの広告に対して、ユーザーに「旅行中に撮った写真は何日かかったら全部投稿出来ますか?」という質問を問いかけました。
そして、選択肢には「5日間で全部投稿する」と「356日かかっても投稿しきれない」が選べます。こんなスタンプを見たら、何も考えずに答えたくなってしまいますね。

メイキング映像

普段出してない「Behind the scence」の映像やインタビューなどを出すことによって、イベントや商品の裏話で人の気を引くこともマーケティングの一つの方法です。

引用元: https://instagram.com/voguethailand?igshid=18w62fc1se78q

事例として、最近販売された有名雑誌の「VOGUE Thailand」のInstagramストーリを見てみましょう。1月号で同誌でモデルをしたタイの大女優「Yaya」と韓国アイドルグループ「Got7」のタイ人メンバー「Bambam」による、撮影後のスペシャルインタビュー動画がアップされました。この動画を見て雑誌に興味を抱く二人のファンがフォロワーになるきっかけになるかもしれません!

カウントダウンスタンプ

イベント開始までカウントダウンしてくるスタンプ機能もあります。アラームも設定できるため、イベント情報をユーザーに知らせたり、通知したりすることも可能。イベントのPR道具としてはすごく優秀です!

引用元: https://instagram.com/jyp_thailand_official?igshid=12knxhwnmkzl2

これは「jyp_thailand_official」という韓国芸能事務所によって投稿されたカウントダウンのStoryから、シェアされたものです。

タイで有名なK-popグループ「Got7」がタイで一番大きいスタジアムで行われるコンサートをカウントダウンしています。

インフルエンサーとの連携

インフルエンサーが多いInstagramの長所を活かして、インフルエンサーとのコラボレーションすることも忘れてはいけないマーケティング戦略です!

引用元: https://instagram.com/topshop_th?igshid=1q8eyoo2m5qfg

こちらは有名なファッションブランドのタイ店舗アカウント「Topshop_th」から、タイの大人気モデル「JingJing」がシェアしたStoryです!
内容は「今日の11時にtopshop_thさんとFacebookでライブやりますよ」でした。こんな簡単な報告投稿でも、ライブ視聴者が増えるかもしれません!

まとめ

Instagramはタイの若者や若い大人の中で大人気なアプリです。

そして、認知度アップ効果が高く、Instagramの通常の投稿では出来ないユーザーとのエンゲージメントの方法がいっぱい潜んでいる、Instagramのストーリーズはミレニアル世代をターゲットにしたいなら、絶対に見落としてはいけません!

しかしコンテンツ制作には、マーケティング目的やコンテンツ内容を考慮した上で、機能とアイデアを組み合わせて行う必要があります。必要であれば現地のトレンドを押さえた人をアサインした方が良いでしょう。

(編集:きたざわあいこ)

※本文内で引用されている資料・データ、登場する人物の所属名・役職名などは掲載当時のものです。

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この記事を書いたのは

クリスク・タイ スタッフ
子供の頃から日本文化に触れて育ち、中学生で日本語学校に通い始めた生粋の日本マニア。北海道大学・イギリスの大学院への留学を経てクリスク・タイへ入社。公私にわたってデジタルマーケティングに携わる。趣味は読書、コンサート鑑賞、ゲーム。最近はゲーム実況を見ることにもハマっている。

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