こんにちは、クリスク・タイのパーです。お久しぶりですね。
タイではeコマース市場が活発ですが、そんなeコマースの中でも知名度の高い、『Shopee』と『LAZADA』について、2社の広告を比較していきたいと思います。まず今回は、タイのeコマース状況と、『Shopee』の人気の理由についてご紹介していきます。
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タイのeコマースとeマーケットプレイス事情
インターネットとデバイスが急速に普及。さらに忙しいライフスタイルを送る人が多くなったことにより、多くの人がインターネットショッピングをするようになってきました。
その流れに乗っているのは、タイ人も例外ではありません。
タイ商務省(DBD)の情報によると、2018年1月時点でDBDのeコマース事業に登録済みのオンラインストアは、32,235あります。2017年12月より3.3%も店舗数が増加しており、たった1ヶ月間で1,022店舗のオンラインショップが増えました。
(参考:http://www.dbd.go.th/mobile/news_view.php?nid=469407565)
また、2017年の調査では、タイ人がインターネット上で行う行動の5位に、インターネットショッピングが入っています。
(参考:https://www.bot.or.th/Thai/PressandSpeeches/Press/News2561/n0761t_annex.pdf)
実店舗が存在しないデジタル上の店にとっては、お店が開店できるプラットフォームがとても大事です。
SNSのプラットフォームを借りて、ページやアカウントを店舗にすることが一番手取り早くて、小さなビジネスでも簡単にできる方法です。そのため、FacebookとInstagramが盛んなタイでは、eコマースのページやアカウントが大量に存在してます。
SNSプラットフォームを利用するほかにも、AmazonやLAZADAのようなeコマース企業向けのeマーケットプレイスサービスがあります。こちらは、SNSより売買用の機能やサービス、プロモーションなどの機能が揃っています。
今回紹介させて頂く『Shopee』もそのeマーケットプレイスの1つです。
『Shopee』とは?
Shopeeをよく利用しているのは、タイ人の学生(18~24歳)や、若い社会人(25~36歳)。そのため、この世代の使用デバイスを考慮し、ウェブサイトよりも携帯アプリ開発に力をいれているようです。アプリの機能はSNSと似ており、「いいね」やフォロー、ハッシュタグのような機能が付いています。
そして、タイ人にとって一番ポイントが高いのは、おそらく『店のオーナーとのチャット機能』でしょう。タイ人は細かい情報をお店に問い合わせ、安心できてからやっと注文する人が多いのです。
(Shopeeのアプリの画像)
(Shopeeの機能:真ん中は♡の「いいね」と、☆の「点数を入れる」の機能があり、左下はチャット機能がある)次回、『Shopee』と『LAZADA』の広告を比較していきたいと思います。
(編集:きたざわあいこ)