みなさんこんにちは。
クリスク・マレーシアのりつです!
 
日本に旅行する大勢のマレーシア人に対して、観光だけではなくお土産の人気も得たい、と考える企業や自治体の方は少なくないのではないでしょうか。
 
1年間の訪日マレーシア人は約47万人(2018年/日本政府観光局発表)なので、お土産も人気が出れば売上上昇にも大きく影響するでしょう。
 
農林水産省の調査によると、2017年に訪日外国人旅行者がお土産として購入した食料品などの購入額は、買い物額全体のうち21%。中でもお菓子類が46%を占めています。
 
割合で見れば21%はあまり多くないように見えますが、買い物額ということで考えれば食品が非常に人気で、特にお菓子が人気だということがわかります。
 
一体どんな日本のお土産が人気? SNSでお土産傾向調査
 
毎年、食料品を購入する訪日外国人は増加傾向にあるようですが、実際マレーシア人はどんなものを日本で購入しているのでしょう?
 
Facebookで筆者の周りのマレーシア人に日本のお土産で何を買ったか調査したところ、80%の訪日マレーシア人は日本のお菓子をお土産として買うと言いました。
 
 
 
①アルフォートミニチョコレート
 
 
 
  引用元: 
  https://bit.ly/36xyQr0
 
 
チョコレートお菓子の王道「アルフォート」は子供から大人まで簡単にやめられないお菓子です。最近マレーシアのDAISOにも販売されていますが、日本でしか地域限定の味は買えないのでお土産にはそういったものの方が人気ですね。
 
筆者も、バニラ味とチョコ味のアルフォートチョコレートをお土産として買ったことがありますが、大好評でした!
 
②ブラックサンダーチョコレート
 
 
 
  引用元:
  https://bit.ly/38Lo2Ht
 
 
ブラックサンダーチョコレートが人気になった理由は、ボリュームが大きくて価格が高くないこと。そして、安倍晋三総理の大好きな食べ物がブラックサンダーであることが一時的にネットで話題になったからのようです。
 
筆者は100円ショップで3個100円のセットが売られているのを見て、30個ほど買って周りの友達に配りました!
 
③じゃがポックル
 
 
   https://www.instagram.com/p/B0FceXwnIZC/?utm_source=ig_web_copy_link 
 
 
  引用元:
  https://bit.ly/2RSNSUd
 
 
北海道の有名なお土産、じゃがポックル。外国人のお土産ランキングではいつも上位。名産品として知られています。他に三色ポテトの「じゃがピリカ」や「いも子とこぶ太郎」などのシリーズも大人気です。
 
筆者はじゃがポックルをお土産でもらったことがあり、食べたら手放せないくらいの美味しさでした。
 
④白い恋人
 
 
 
  引用元:
  https://bit.ly/35uumRQ
 
 
日本に行ったことのない人にも、お土産として知られているお菓子です。精緻なパッケージも綺麗でお土産としての高級感を感じます。
 
筆者は白い恋人を食べたことがありませんが、周りの人は訪日の時は必ず買うそうです。
 
⑤一蘭ラーメン インスタント
 
 
   https://www.instagram.com/p/Bj9l6sNHNyR/?utm_source=ig_web_copy_link 
 
 
  引用元:
  https://bit.ly/2PWf026
 
 
訪日した友人によると、日本に旅行して、一蘭ラーメンを食べずに帰国したら、日本に行ったことにならないと主張してるくらい一蘭ラーメンをオススメしています。
 
筆者は訪日してる時は必ず食べに行きます。「味集中カウンター」と呼ばれる変わった席は、仕切り板があるので、隣のお客さんと顔を合わさずラーメンに集中して食べられます。このシステムが好きです!
 
お菓子以外にも人気なお土産は? 
 
 
 
日本のお土産は美味しいお菓子や食べ物だけではなく、化粧品や薬類も人気のためドラッグストアでは、薬を爆買いする人をよく見かけますね。日本の薬は安くて効き目がすごいと言われています。
 
周りの人に調査したところ、以下の薬が人気だということがわかりました。
 
 - サンテボーティエ/目薬
 
 - アンメルツヨコヨコ/消炎鎮痛剤
 
 - サカムケア/液体絆創膏
 
 - 熱さまシート/冷却剤
 
 - イブクイック/頭痛薬
 
 - サロンパス/消炎鎮痛剤
 
 - ニノキュア/角質軟化剤
 
 - 龍角散/のど薬
 
 - ビューラックA /便秘薬
 
 - 口内炎パッチ大正A /口内炎治療薬
 
 
なぜ薬が人気?
 
マレーシア人が日本で薬を爆買いする理由は、同じ種類の薬でも自分の国で購入するよりも安く買えるからです。
 
また、近年の円安の影響や、2014年10月から全品目が免税になったことが爆買いをさらに加速させたといえるでしょう。5,000円以上購入すれば免税できるというお店はたくさんあります。
 
マレーシアの医療費は「高額」
 
マレーシアでは病気になると日本と比べてはるかに大変な事態になります。
 
特に地方の人は、発病し病院に行きたい時は都市に行かなければならず、行ったとしても診察までに時間がかかるので、心理的・費用的な面での負担が非常に大きいのです。
 
そのため、病院で治療を受けずに薬局で買える薬で治そうと考える人が日本に比べ、マレーシアは多いといえるでしょう。
 
さらに、マレーシアで売られている医薬品よりも日本製品への信頼が強いため、薬を日本で購入するマレーシア人が多い傾向にあるのです。
 
まとめ
 
 
 
このコラムでは紹介していませんが、訪日外国人にはぱっとみてすぐ「和風」とわかるお土産も人気ですよ。筆者は漢字のTシャツ、和柄扇子、千代紙(折り紙)などを買って手土産として渡すことが多いです。
 
 
 
また、You Tubeなどで紹介されているものも人気ですね。品物の良し悪しもですが、買える場所や値段が分かるため買いに行きやすいと分かるからかもしれません。
 
自分用に買うものと、誰かに贈るもので違いはあると思いますが、やはり手軽に買えてわかりやすいメリットがあるものが人気だと言えそうですね!
 
 (編集:きたざわあいこ)