活況を取り戻しつつあるインバウンド市場ですが、日本政府観光局(JNTO)の調査によると2023年の訪日外客数の中でも、韓国(約696万人)、台湾(約420万人)、中国(約243万人)に次いで4番目に多かったのが、香港(約211万人)です。
単月で見ると、2023年12月には過去最高となる約25万人が香港から訪日。香港―函館間の新規就航や香港―米子間の復便、香港―羽田間の増便といった背景もあり、2024年もさらに好調が続くと見られます。
インバウンド市場にも大きな影響を与える香港からの来日客に対して、今後マーケティングを強化していくには、どのようなことがポイントになるでしょうか。 今回は、鳥取県観光交流局で香港担当として勤務する許俊検さん(以下ケンさん)にお話を伺いました。
許俊検 様
鳥取県国際万博課&香港駐在員
香港の大手旅行雑誌「長空出版 食玩買終極天書」で8年間ライターを務めた経験を活かし、大分県宇佐市の観光課のインバウンド事業に参画。去年香港に帰国し、鳥取県国際万博課の香港駐在員として訪日香港人向けインバウンドマーケティングの最前線に立つ。
まとめ
海外旅行先としてはダントツ人気が日本という香港。訪日リピーターも多く、全国各地を回る人が増加する中で、インバウンドを狙いたい地方は今後しっかり意識していく必要がありそうです。
香港人インバウンドを呼び込むプロモーション施策としては、InstagramやYouTubeを積極的に活用するとよさそうですが、呼び込んだ後、満足度を高めるための対策もしっかり行いたいところです。言語対応やわかりやすい交通標示は、喫緊の課題と言えるでしょう。
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