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本好きも日本好きも! アニメ・ゲームのコンテンツも集まるタイで人気のブックフェアとは

タイで人気のブックフェア。活字の本だけでなく、マンガやアニメキャラクターのグッズも人気で、日本のポップカルチャー・サブカルチャーが好きなタイの若者に人気のイベントです。今回は、いったいどんな雰囲気のイベントなのかを写真とともにご案内していきます!

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こんにちは! クリスク・タイのパーです。お久しぶりですね!
今回はタイ人にはお馴染みとなったブックフェアの紹介をしたいと思います。

タイのブックフェアとは?

まず、タイのブックフェアについて簡単に説明させてください。
ブックフェアは、タイ・バンコクの中心で年に2回ほど行われています。2017年は10月18~29日に行われており、389の出版社が939ブースを出展。180万人の来場者がイベントに参加したました。なお、参加者の40%が若者です。

全ての出版社の合計売り上げは、約6億バーツ(約21億円)。最も販売されていたコンテンツはタイの王様に関する内容の本で、その次は日本のライトノベルのタイ語版です。
(参考:https://www.prachachat.net/marketing/news-62757 )

なぜブックフェアがそんなに人気なのか?

一番大きな理由は、本の多くが10%~20%OFFの割引価格で売られることです。また、このイベントではたくさんの出版者が新刊を出版したり、BOXセットを作ったりして、プロモーションしています。

出版社が出したブース以外にも、数多くの本屋がイベントに参加しているため、珍しい本や、古い本、レア度が高い本なども販売されます。こうして、本好きな人を惹きつけているのです。

このブックフェアではどんなものが販売される?

ブックフェアでは、主に一般の本や古い本、教科書、子供向けの本、教材、外国の本が販売されています。それ以外にも漫画やアニメ、グッズ、ボードゲームなどの漫画・アニメ関連のものも本に負けないくらい多いです。その他、会場では展示会やトークショー、セミナーが行われます。

一緒にブックフェアイベントを見ていきましょう!

会場に用意されたマップとブースリスト。これで迷わずに買いたい本をゲット出来ますね!

第23回となる2018年のブックフェアは、10月17~28日の12日間の開催期間で、376出版社で931ブースが参加しました! ホールの前には会場マップが置かれているので、ブースの配置もチェックすることができます。

ホールの前にはこんな垂れ幕が。

お客さんを呼び込む女性たちもたくさんいました。

ホールの中様子です。撮影時は平日でしたが、本を求めて来た人たちが多くいました。

メインホールには本屋のブースや、出版者のブースが集まっています。

大きな本屋のブースがたくさん参加ししており、セールを行っています。

最近だと、電子マネーで支払いができるお店や、ポイントを集められる便利なサービスを提供しているお店もたくさんあります。

本だけではなく漫画も大人気!

壁のスペースを独占しているのはタイの大手な漫画の出版社です。

一般的な本以外に、来場者が足を運ぶ理由は漫画です。

このフェアでは漫画のBOXセットが特別価格で売られており、安く購入できるチャンスとなっています。通常の発売後には買わずに、ここでまとめて購入する人も少なくはありません。

ホールに入ったら、日本の有名なキャラクターが見えます。

メインホールから出て小さめなホールに入ると、そこには子供や若者向けのブースが並んでいます。本以外のコンテンツ、例えばアニメやボードゲーム、グッズなど、が販売されています。

さらに奥に進むと、タイ製のオリジナルボードゲームのブースディスプレイと、ゲームが遊べるスペースが用意されていました。

アニメグッズや、プラモデルや、フィギュアなどがぎっしり詰まっています。

展示会も同時開催!

展示会の前に、子供たちを迎えに来ている動物たち。

会場内には本・漫画・グッズの販売ブースだけでなく、展示会もあります。
「子供・若者のための本フェアの第12回」では、今回のテーマ「不思議の国」の通り、子供が好きそうな可愛らしい動物のキャラクターと冒険する雰囲気が、子供たちを本の世界に誘っていました。

その他にも、「本の消失」という展示会が、メインホールの前で行われています。鮮やかな色使いとシンプルなデザインが人の目を引きます。

本の始まりと、これからおそらく減っていくであろう「本」という形態は喪失してしまうのか、という内容が分かりやすいインフォグラフィックで表現されています。

まとめ

タイのブックフェアは本好きな人にはもちろんパラダイスのようなところです!
でも、本を目当てにしている人以外にも、漫画・アニメなど日本のポップカルチャーを好む方も、絶対に行って損はないイベントになっています。

そのため、本・電子書籍、または漫画・アニメ・ゲームなど、日本のサブカルチャー関連のプロモーションをしたい企業などには、ブックフェアはおすすめできるイベントです。タイで人気のデジタルマーケティングやSNSマーケティングなどを重ねて行えば、よいプロモーション効果を生み出せるでしょう。

 

(編集:きたざわあいこ)

※本文内で引用されている資料・データ、登場する人物の所属名・役職名などは掲載当時のものです。

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この記事を書いたのは

クリスク・タイ スタッフ
子供の頃から日本文化に触れて育ち、中学生で日本語学校に通い始めた生粋の日本マニア。北海道大学・イギリスの大学院への留学を経てクリスク・タイへ入社。公私にわたってデジタルマーケティングに携わる。趣味は読書、コンサート鑑賞、ゲーム。最近はゲーム実況を見ることにもハマっている。

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