海外へはもう行ける? 東南アジアの海外観光客受け入れ状況まとめ

こんにちは、クリスクの劉(リュウ)です!

新型コロナウイルスが流行し始めた2020年はじめから、東南アジア諸国は国境閉鎖により、観光客の受け入れが全て停止されました。
しかし、2021年からはワクチン接種率が高い国では、条件付きで海外観光客の受け入れが再開されています。

訪日国の上位であり、日本とも経済交流が深いベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアについて、今の観光客の入国対策はどうなっているのか紹介したいと思います。

タイ:観光大国の決断は「入国隔離なし観光全面再開」

タイでは2021年7月から一時的に規制の適用を停止する「サンドボックス」制度による指定エリアの観光客受け入れを始めています。また、11月より首都のバンコクも含めて、「TEST&GO」という条件付きの隔離なし制度を導入し、全国的に観光を再開しています。

「サンドボックス」制度の結果

「サンドボックス」は人気観光地の「プーケット」などで、ワクチン2回目接種完了者の個人・団体を対象に実施されました。

  • 最初の14日間における移動範囲をプーケット島で制限すること
  • 入国前後PCR陰性

という厳しい条件で実施していましたが、7月の実行開始以来、わずか3ヶ月間で3.8万人弱、20億バーツの利用実績を獲得しました。

「TEST&GO」制度の結果

2021年10月の時点におけるタイ国内の新規感染者は、1日平均8,000〜10,000程度でした。しかし、「サンドボックス」制度が好調だったため、11月1日から条件付きで隔離なしの「TEST&GO」制度を実施。全面的に海外観光客の受け入れを再開しました。

「TEST&GO」利用者は以下の条件に当てはまれば、隔離なしで入国可能です。

  • ワクチン接種証明
  • 渡航前72時間以内に行ったPCR陰性証明書の提示
  • タイ到着時のPCR検査でも陰性

現在は日本を含む63カ国からの渡航者が対象。
TEST&GOの対象国以外からワクチン接種済みの外国人観光客が入国する場合は、「サンドボックス」制度が適用されて、指定地域での7日間の隔離が必須となります。

タイ観光局の資料によると、日本や韓国はTEST&GOの対象国となっています。それ以外にも、マレーシア、シンガポール・ベトナムなどの東南アジアの国も、TEST&GOの利用対象国に含まれているので、これからアジア全体からの入国者数はますます増えていくと見込まれています。

*12/22〜期間隔離なし入国は一時中止により、この期間「TEST&GO」を利用不可となります。再開日は未定です。(1/17時点)

参考)
タイ観光局
Vision Thai

ベトナム:変異種と奮闘しながら観光地再開を試行

ベトナムでは、デルタ株が広がって以降、全国各地に感染が拡大。しかしワクチン接種速度が世界第5位となっていることもあり、観光地の海外観光客の受け入れを再開しています。 

2021年11月20日より、フーコック島の国際線受け入れが再開。
PCR検査の陰性証明と、ワクチン2回接種完了証明を提示できる個人客や団体客がパッケージツアーに参加することで隔離なしで入島できます。
ただし、ベトナムへの訪問者は最低5万ドルの医療保険、あるいは旅行保険が必要になります。

ベトナム観光総局の統計によると、11月29日までで「ワクチンパスポート」を持つ978人の外国人を受け入れ、2021年末まで約24,400人の海外人観光客がベトナムに到着すると予想されています。

なお、日本との特別便が開始されたほか、米国発着の国際線定期便運航を再開することになったため、ベトナムの海外旅行は今後増加するでしょう。

ベトナム国内のコロナ感染状況と海外観光客受け入れの詳細はこちらでご覧ください

マレーシア:苦境中の国家回復計画の一環として再開

2020年3月から国境を閉鎖していたマレーシアですが、2021年11月15日、1年8ヶ月ぶりに観光地のランカウイ島に限り、日本を含む海外観光客を受け入れることになりました。

入国制限は少し厳しくなっていますが、隔離なしのメリットがあることで週末などハイシーズンの時期は反響が大きく、ホテルがほぼ満室となっております。

マレーシアのランカウイ入国制限

  • ワクチン接種証明提示
  • 最低3日間の滞在期間
  • 渡航48時間前のPCR陰性証明
  • 8万米ドル以上の海外旅行保険加入
  • マレーシア観光局認証の旅行会社を通した手配が必須

ランカウイの観光再開はマレーシアの国家回復計画の一環として、大きく期待されています。この仕組みは3カ月間の試験運用となっており、運用結果を見ながら、他の観光地も順次再開を検討していくことになります。

参考)マレーシア観光局

インドネシア:人気観光地バリ島再開でも不況?

インドネシアでは感染状況は抑えられましたが、変異株との奮闘が続いている中、人気観光地のバリ島の海外観光客の受け入れが2021年10月中旬より、日本を含めて19ヶ国を対象に再開されました。

  • ワクチンを2回とも接種済み
  • 渡航前72時間以内のPCR検査での陰性
  • 新型コロナウイルス感染症対応の最低10万ドルの保険加入など

観光するためには上記が求められるほか、入国後は指定された宿泊施設で10日間の隔離、入国時と隔離中のPCR検査を2回受ける必要があり、費用は全て自己負担となります。

ただ、インドネシア観光局が発表した数値によると、12/16時点でバリ島への海外観光客人数はわずか45人でした。

要因としては、バリ島国際空港は国際便は再開されていないためジャカルタ国際空港を経由しての入国が必須となりますが、観光ビザではジャカルタ経由の入国はできないという点があります。

さらに、ホテル隔離が必須なため旅費コストが高いことが挙げられます。マレーシアのランカウイやタイのプーケットと入国制限を比べると厳しいことが影響しているようです。

参考)
インドネシア観光局

まとめ

東南アジア各国で海外観光客の受け入れは再開となり、ワクチン接種率と感染状況を踏まえ、withコロナの方針を決断しています。

各国とも最初から都心での再開ではなく、自然のある観光地・リゾート地からまず再開となり、人流をしっかり把握できるようにしています。また、隔離必須と関係なく、入国条件には渡航前後のPCR検査とワクチンパスポートが必須となっています。

隔離なしでも入国前後のPCR検査と旅行保険など負担があり、コロナ前の格安旅行による海外旅行の盛り上がりはしばらく見込めません。富裕層がメインの客層となるでしょう。

以上、東南アジア各国の海外観光客の対策と実情でした。将来訪日客再開の際に参考になりましたでしょうか?
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