マレーシア旅行販売会社に聞く!訪日場所の希望と国内旅行トレンド

みなさん、新年明けましておめでとうございます! クリスク・マレーシアのヌルルです。

大好きな日本に渡航することができず、筆者にとって昨年は2020年に引き続き我慢の年でした。我慢していたのは私だけでなく、マレーシアの訪日旅行リピーターの方々も同じだったでしょう。

そこで、マレーシア人訪日旅行者の動向を調べるため、マレーシア国内で訪日旅行商品を販売する最大手の旅行会社、Apple Vacations Sdn Bhdにお話を伺ってきました!

Apple Vacations Sdn Bhd
https://www.applevacations.my/en/
各航空会社から様々な賞を受賞し、2014年には在マレーシア日本国大使館から「Japan Tourism Award」を受賞している。グループツアーを得意とし、2019年は年間約350本の訪日ツアーで約1万5千人を送客。

2021年 マレーシアでの旅行トレンド

── 2021年は前年に引き続き、海外旅行の販売ができない時期が続いたと思いますが、マレーシアでの旅行トレンドはどのようなものでしたか。

「そうですね。旅行会社にとっては厳しい期間が続いていますね。どこの旅行会社も販売商品を海外から国内に変更しながら営業を続けている状態です。

2021年もマレーシアでは活動制限令が発令された時期があり、国内旅行もできない時期がありましたが、条件が緩和されてからは、国立公園散策やリバークルーズなど個人手配が難しい旅行パッケージが人気です。

弊社でも2021年11月と12月に10本のツアーを催行させました。またホームページにも『GO APPLE CUTI-CUTI』と国内旅行用の新しいタブを設け顧客のニーズに対応しています」

── 2021年の年末頃からヨーロッパ諸国やアラブ首相国連邦などへの渡航が解禁されましたね。

「ワクチン接種が完了した人から、入国時の隔離なしで旅行することができる国が徐々に増えていきました。マレーシア国内の各メディアも、隔離なしで渡航できる国のリストを紹介していて、海外旅行ムードを盛り上げてくれています」

顧客とつながり続けていることが大事だった2年間

── 活動制限令中はどのような商品を販売されていたのですか?

「日本産の果物など食料品を販売しています。弊社のFacebookページではライブコマースも試みています。こういった試みの裏には2つの理由があります。

1)旅行商品の販売が難しくても、顧客とのつながりを絶やさない
2)顧客の多くは旅行先で購入していた商品が手に入らず、困っていた

このことからApple Vacationsとして日本の食料品などを販売する特設ページを開設しました。
https://www.facebook.com/applemarketomy

もちろん他社がやっていたようなオンラインツアーも開催しました。参加してくれる方もたくさんいましたが、やっぱり実際に旅行できた方がいいですね(笑)」

── 旅行商品にこだわらないというのが今の時期生き残るのに大事なんですね。

「そうですね!
この2年間、市場のニーズに合わせてフレキシブルに対応し、たくさんのことを学びました。海外旅行ができるようになってからも、その土地の特産物を弊社のプラットフォームを使って販売していきたいと思います」

2年2ヶ月ぶりのMATTA旅行博

── 2021年11月20日〜21日マレーシア最大の旅行博『MATTA Fair』が開催されました。出展されてみていかがでしたか?

「例年は3日間で開催され、5万人以上の来場者があったのですが、今年は2日間2万人と制限ある中での開催でした。会場も今までの天井が高いホールではなく、ブースのコマ数も限られていたので、今までのようにとはいきませんでしたが、思ったより多くの方が足を止めてくれました」

「前述したように、隔離なしで旅行できるデスティネーション(旅行目的地)がヨーロッパを中心としているので、お問い合わせ、販売が多かったのは北欧でした。実際に旅行博翌月の北欧行きツアーも催行が決定しました。

訪日旅行のお問い合わせも少々ありましたが、まずは実際に旅行ができる場所の商品をお客様は購入されおり、みなさん、海外旅行を心待ちにしているようでした」

── 催行が決定してもコロナの状況次第ではキャンセルや延期がされるのでは?販売は難しくないですか?

「もちろんまだまだ100%心配がない旅行はありませんので、今回の旅行博では日程変更ができるよう柔軟な対応をしています。エアライン各社もこの2年間でパンデミック時の旅行の対応を身につけてきているので、我々旅行会社は大きな不安や問題なく、旅行商品の販売ができています」

パンデミック収束後の訪日旅行はどのようになる?

── 簡単に考えると、人混みを避けて自然のアクティビティが増えるだろうと思うのですが、Apple Vacationsとしてはどのようにお考えですか。

「そうですね。旅行中は人混みを避けたいというお客様もいらっしゃいます。
弊社はリピーター客が多いので、日本の各都市に行ったことがある方が多いですし、その方々のためにも今後は今まで以上に地方の旅行商品を充実させていかないとならないと考えています。

その中で、引き続きお客様からのお問い合わせが多いデスティネーションは北海道です。弊社も2022年冬季の北海道行きチャーターフライトをすでに用意していますが、行程は雪あそび、天然温泉、雄大な景色を楽しむといった自然の中でのアクティビティがメインとなります。

ただ、大都会の東京や大阪などのお問い合わせが全くないわけではありません。
日本は楽しめる所が多くあるので、どこを売っていくかは各旅行会社、顧客のニーズに合わせていく必要があると思います」

── 自然や都市だけを売るというわけではなく、まんべんなく商品を揃えるということでしょうか?

「コロナ後の旅行動向はまだ始まってみないとわからないところがあります。ですので、パンデミック収束後の最初の数年は改めて試行錯誤をしながら商品の準備をしていく必要があります。

いつ頃からマレーシア人顧客は訪日旅行をすると思いますか?という質問をよく受けますが、政府間の決定ですので、わからないというのが正直なところです」

日本の観光業のみなさまへ

── 最後に、日本の観光業に携わっているみなさんに一言お願いします。

「いつも弊社のサポートをしてくださっているみなさま、心よりお礼いたします。パンデミック中でなかなかみなさまとお会いできる機会がないのが残念ですが、弊社としては引き続き訪日商品の販売に力を入れていきたいと考えています。

広告などのコラボレーションだけではなく、面白い旅行コンテンツがあれば是非情報を共有していただけるとありがたいです!」

まとめ

長年訪日旅行商品を販売してきたApple Vacationsのような会社には、商品知識は豊富にあります。しかし、このパンデミックの中、日本各地でグランピングなどの新たな観光の楽しみ方・アクティビティが生まれてきていることと思います。

そのため、日本の自治体や旅行販売会社がおすすめしたい情報が、まだマレーシア国内の訪日旅行販売者に伝わっていない場合があります。

訪日旅行を販売する海外の旅行会社は常に新商品の開拓をしているので、今後も情報発信がとても大事になっています。

ただ発信するだけではなく、海外の旅行会社が必要としている情報、マーケットトレンドを理解し「届けたい場所に届ける情報発信」を心がけて、クリスクでも情報拡散のお手伝いをさせていただければと思います!

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この記事を書いたのは

クリスクマレーシアスタッフ NURUL Asyikin/ ヌルル

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