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インフルエンサー探しに困るマーケ担当者必見!海外出身インフルエンサーのすすめ - クリスク

こんにちは! クリスク・ベトナムのリエンです。

世界的な物価上昇に伴い、「海外で暮らす」ことを考え始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
筆者が住むベトナムは、駐在員が住みやすい国ランキングで52ヶ国中7位(日本は47位)に入りました。
「金銭面の快適さ」が1位であるほか、「地元住民の親しみやすさ」「友人の作りやすさ」などで上位にランクインしており、ベトナムは外国人が住みやすい国と見られています。
(海外駐在員のためのコミュニティInterNationsによる駐在員へのアンケート調査「Expat Insider 2022」より)

駐在員の中には、海外出身であることを活かしてインフルエンサー活動を行っている人もいます。今回の記事では、そんな海外出身インフルエンサーを採用するメリットに加え、ベトナムで活躍する著名な海外出身インフルエンサーについてもご紹介します。

外国人インフルエンサー採用のメリット

海外でインフルエンサーマーケティングを実施する際には、現地国籍のインフルエンサーを探すのが普通ですよね。
あえて海外出身インフルエンサーを採用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

「商品・サービスが生まれた国の人」が持つ知識と説得力

ごまかしや付け焼き刃の知識が通じにくい今の時代には、インフルエンサーの投稿にも知識の深さや本気度が試されます。
例えば、日本の商品やサービスをただ表面的に紹介するだけでなく、日本での評判や売れ行き・トレンド、材料や成分を熱く語ってもらうには、日本人の方が強いでしょう。

実際に、クリスクが手がけたプロモーション案件でも、現地のインフルエンサーよりも日本人インフルエンサーが投稿した動画の方が、再生数が伸びた事例がありました

客観的な視点が助けに

海外でのプロモーションでは、客観視点でターゲット国を知る海外出身インフルエンサーはとても頼りになるでしょう。駐在員は赴任先になじめるよう、現地の人々の国民性や生活・思考を注意深く観察しているため、客観的な意見を貰える可能性もあります。

ベトナムで活躍する人気海外出身YouTuber

母国語で発信する海外出身インフルエンサーが多い一方、ベトナム語で発信している海外出身インフルエンサーはベトナム人フォロワーを多く抱えており、ベトナム人へのプロモーションにも有効でしょう

以下では、ベトナム人からの人気を集める海外出身インフルエンサー3名の事例をご紹介します。

ベトナムで活躍する日本人インフルエンサー:中谷茜理

日本人ながら、大学卒業後すぐにホーチミンへ移住。清純派インフルエンサーとして老若男女問わず支持されており、フォロワーのエンゲージメントも総じて高い傾向にあります。

ベトナム在住3年経過後、自身の変化を語る人気動画

自身のYouTubeチャンネルでは、ベトナム語学習コンテンツに加え、ライフログやベトナムと日本との比較なども発信しています。

YouTube以外にも、ベトナム映画への出演や、イベントのMCなどでも活躍中です。

  • YouTubeチャンネル:aNcari Room
  • 登録者数:17.1万人(※2022年10月時点)
  • 国籍:日本
  • ベトナム語レベル:中級

ベトナムの人気No.1海外出身インフルエンサー:Cee Jay

英語教師としても活躍する、ナイジェリアの熱血系YouTuber。ベトナム人の奥さまとの息の合った軽妙な掛け合いが特に若者から人気を集め、ベトナムのギャグ番組にも頻繁に出演しています。

ベトナム人彼女・欧米人の彼女それぞれとのあるあるを描いた人気動画

雑談やコミカルな動画だけでなく、ベトナムの文化や情報を5年にわたって発信し続けているのも特徴です。

  • YouTubeチャンネル:CEE JAY OFFICIAL 
  • 登録者数:101万人(※2022年10月時点)
  • 国籍:ナイジェリア
  • ベトナム語レベル:上級

ベトナムのTV番組でもおなじみ:Chris Lewis

ドキュメンタリー番組のような内容の濃い動画と高いベトナム語スキルで、ベトナム人視聴者からの絶大な支持を受けています。特に旅行やベトナム国内の観光地に強く、ベトナム人でさえ訪問したことのない郊外や人里離れた田園地帯の紹介が多いのが特徴です。

人気YouTuberらしい明るく楽しい語り口で、外国人が客観的に見たベトナムを発信しています。2022年時点では企業タイアップを受けていませんが、今後に期待したいですね。

  • YouTubeチャンネル:Chris Lewis
  • 登録者数:78.2万人(※2022年10月時点)
  • 国籍:アメリカ
  • ベトナム語レベル:上級

まとめ

海外出身インフルエンサーはまだまだ主流ではないものの、今後一考に値する選択肢だと筆者は考えます。もちろん、ターゲットや自社の商品・サービスに応じて、最適なインフルエンサーを使い分けるのがベストでしょう。

クリスクは東南アジア各国のインフルエンサーだけでなく、海外出身インフルエンサーによる東南アジアプロモーション案件の事例もあります。インフルエンサー選びにお悩みの方は、まずはお気軽にご相談くださいませ!

参考)
Expat Insider 2022: The Best & Worst Places for Expats in 2022 | InterNations
Vietnam second best place in the world for expats – VnExpress International

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(執筆:Vu Thi Phuong Lien 編集:クリスク海外事業部)