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【スタッフ紹介】富裕層向けインバウンド施策を強化したい!デンさんがジョインしました

作成者: 田 婧(Tian Jing)|2023/03/29 1:15:39
香川県直島

ニーハオ!中国出身の田婧と申します。田(でん)と呼んでください!

2010年に来日後、関西で留学生活を過ごし、東京で就職しました。今まではインバウンド系や広告制作関連の仕事に携わり、これからは海外展開したい企業と一緒にデジタル領域で様々な挑戦をしていきたいと思います。

小さい頃から伝統文化に興味があり、学生の時は中国の伝統楽器二胡を習いました。また、国際交流にとても興味があり、世界中に友達を作り、海外と繋がりたいという志を持ち続けていました。

来日のきっかけ

初めて海外旅行へ行った国はマレーシアでした。華僑、マレー系、インド系が構成された多民族国家ならではの魅力に惹かれて、世界と繋がった瞬間でした。

それから、2010年に故郷で開催された上海万博を訪れ、当時の世界最先端の技術や世界中の多様な文化に触れて大きな衝撃を受けました。そこで自分の視野をもっと広げたいと、仕事を辞めて海外留学を決意しました。

アニメ、ドラマ、CM広告を通して日本には馴染みがあり、日本語をサードランゲージとして学んでいたので、そのご縁で日本の京都を留学先にしました。

マレーシア、クアラルンプールにて

キャリアについて

1年間中国のトラベル系のメディア会社で働き、プチ富裕層に向けて世界の観光PRを行いました。そこで世界各国に対する考え方や自分の価値観も変わりました。

その経験を活かしつつ、日本のインバウンド広告代理店でライターになり、その後、広告制作会社でプランナーになりました。

久保田一竹美術館 山梨県河口湖

ライター時代は自治体や観光局などの依頼を受け、旅行系のKOLのように外国人目線で日本の魅力を世界に向けて発信していく仕事に携わりました。おかげで、日本全国の現地の人も知らないようなディープなスポットや、穴場の観光地にも行けました。

私は現場の取材が大好きです。普段公開されていない場所に行くのも、普段出会えないような人との交流も非常に貴重な体験で、一生の思い出になりました。

プランナー時代も、世界で受賞した数々のクリエイターと一緒に仕事をするだけで、日々の勉強に繋がりました。クリエイティブな世界でセンスを磨き、発想力や創造性のノウハウも吸収し続けて、他人よりもっと新鮮な角度で提案することを常に考えています。

仕事での苦労と学び

文化と言語の壁でうまく伝わらないことや体力的にほぼ限界になりそうな現場取材、KPIに追われて達成できないなど、それを焦らずに平常心で対応すべきだと学びました。特に、正解がない広告業界では、一気に完璧に仕上げることを求めるよりも現状を分析しながら徐々に改善していくことが大事だと思います。

クリスクで実現したいこと

東南アジア向けに特化したインバウンドビジネス及びデジタルマーケティング領域に関するノウハウが、クリスクにはたくさんあります。その土台があるからこそ、自分がやりたいことも実現できそうな気がします。自分の経験を加え、新たな可能性が生まれることをとても楽しみにしています。

中国で初めて携わった仕事が富裕層向けの観光ビジネスなので、今度は日本でプチ富裕層向けのビジネスを開拓できると嬉しいです。

(執筆:田婧 編集:クリスク海外事業部)