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インドネシア現地より最新ニュース!高速鉄道開業と乗客の声をレポート

作成者: Juergen Donggala(ユルゲン・ドンガラ)|2023/11/21 22:30:00

こんにちは!クリスク・インドネシアのゲンです。インドネシアから現地の最新ニュースをお届けします!

2023年10月2日、インドネシアのジャカルタ - バンドン間を結ぶ高速鉄道が開通しました。

インドネシアのジョコ・ウィドド大統領による事前試乗の様子

日本の新幹線にそっくり!?

今回、東南アジア初の高速鉄道がインドネシアで開通したことで、自分の周りを含めたインドネシア人の間で大きな話題になっています。

この高速列車は「Whoosh」と名づけられました。「Whoosh」は「速っ!」の英語のオノマトペでもあり、インドネシア語の「Waktu Hemat, Operasi Optimal, Sistem Hebat(時間を節約でき、最適な動作で、素晴らしいシステム)」の略でもあります。

計画部分を含むインドネシア高速鉄道の路線地図Gunawan Kartapranata - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0

高速鉄道が結ぶジャカルタとバンドンは、共にインドネシアの主要都市です。

首都のジャカルタは言うまでもありませんが、実はバンドンもジャカルタ、スラバヤに続くインドネシア第3の都市。標高が高く涼しいバンドンは、避暑地としてインドネシア人に人気です。そして、有名な大学を多数擁する学園都市としての一面も。

「Whoosh」は、そのバンドンとジャカルタ間の距離約149.2km(※参考:東京駅〜軽井沢駅間が146.8km)をわずか40分前後で移動できます。2都市間の移動が非常に便利になりますね。

車内の様子と気になる運賃は?

モダンな車内には親切な客室乗務員さんが控えています。キャビンノイズ低減機能により、高速走行による振動もさほど気にならないよう。また、障害者用の特別室もあります。

そして、客室にはテレビモニターが1両あたり数台設置されています。現時点ではこのテレビや駅のサイネージへの広告枠は販売されていませんが、ここで広告展開出来るようならエグゼクティブビジネスマンやプチ富裕層への有力な媒体の1つになるかもしれませんね。

(イメージ画像)

乗客にも好評?

インドネシア人の知人・友人から、実際に乗車した感想を聞いてみました!

まずは、20代の男性から。

駅の様子(筆者の友人による撮影)

次に、50代の女性の声です。

今後、人々の足として、ますます便利になることが期待できそうですね!

▼既存の地下鉄もかなり車内はキレイ!日本人ディレクターが見たインドネシアの現状はこちら

 

(執筆:Juergen Donggala 編集:クリスク海外事業部)