シンチャオ！クリスク海外事業部 ディレクターの山村です。
9月1日から3日間、埼玉県で初めてベトナムフェスティバルが開催されます。ベトナムのダナンに6年間住んでいた私が、その事前の記者会見イベントに参加して来ましたので、フェスティバルの概要をお届けします。
会見は、代々木にあるベトナム大使館で行われました。会場にはベトナムの伝統的な食べ物や衣装などが展示されており、懐かしい気持ちになりました。
会見はベトナムの伝統的な踊りから、華やかな雰囲気でスタートしました。
ベトナムフェスティバルは、埼玉県で初の開催となります。「ベトナムの文化や国民に親しみを感じてもらいたい」という思いから、2020年から企画が進められてきました。
日本でいう十五夜に当たる中秋節の季節は、ベトナムでは家族との愛を送り合う時期であり、登壇された方々の言葉から「日本に中秋節の雰囲気を届けたい」という意気込みが感じられました。
それでは、ベトナムフェスティバルの見どころをご紹介します！
中秋節とは日本でいう十五夜で、ベトナムでも月を愛でる日とされ、お月見や豊作を感謝する伝統的な風習となってます。旧暦の8月15日に毎年行われ、2023年は9月29日にあたります。
お正月のように家族揃ってご飯を食べるのが主流で、帰省する人もいます。日本での十五夜のイメージ静かに過ごすものですが、ベトナムでは獅子舞が行われたりと、家族で過ごす賑やかな雰囲気のイベントとなっています。
日本で生まれたベトナムの子どもたちはなかなか体験できないイベントなので、初めて日本で再現することは素晴らしいことです。
会場は、色とりどりの灯篭などで中秋節のハノイの街を再現されるそうです！
日本で活動するベトナム人のバンドや、新進気鋭の若手の歌手はもちろん、紅白に出るような大物歌手も登場するそう！
中でもベトナムでDIVA と呼ばれる歌姫の一人、Hong Nhung（ホン・ニュン）さんと、トップ歌手のQuang Dung（クアン・ズン）さんの名前は、私も耳にしたことがありますし、ベトナム在住時にカラオケでベトナム人がよく歌っていました。
ダーカウ(Da cau)の日本大会を会場で行うそうです。ダーカウは、ベトナムの国民的スポーツで、バドミントンのような羽根を足で蹴り上げます。ベトナムで子どもたちが遊んでいるところを見かけたことはあったのですが、一度本格的な試合も見てみたいですね！
ユネスコの世界無形文化遺産に登録されたベトナムの伝統的信仰「三府の聖母崇拝 (Mẫu Tam phủ) 」の行事に披露される民謡チャウ・バンも披露されます。最近はチャウ・バンに興味を持つベトナム人の若者も増えているそうです！
また、同じく披露される予定のバクニン省の民謡クアンホも、世界無形文化遺産に登録されている文化で、少数民族の楽器を使った演奏と、独特の衣装が特徴だそうです。
ベトナムに住んでいてもなかなか聞く機会がなく、ぜひ見に行ってみたいと思いました！
在日ベトナム人が参加する音楽タレントコンテストの決勝戦がフェスティバルの会場で行われます。
日本に住むベトナム人の方々に、歌・ダンス・ラップなど、どんな才能を持った人がいるのか....かなり興味深いです！ベトナム人はカラオケ大好きなので、きっと会場も盛り上がることでしょう。
やはりイベントの楽しみの一つは食べ物！当日は埼玉県内をはじめ周辺のベトナム料理店が多数出展し、バインミーやフォーなど、本場の味を楽しめるそうです！
記者会見の最後には、試食も振る舞われました。私にとってはどれも懐かしい味で、ベトナムを思い出しながら楽しませていただきました！
埼玉ベトナムフェスティバルは、現地の雰囲気や文化を体験できる、とても貴重なイベントになりそうです。
ぜひ、足を運んでみてください！
■開催日時
2023年9月1日（金）～2023年9月3日（日）※雨天時決行、荒天中止
9月1日15:00 00～21:30 309月2日10:00 00～21:30 309月3日10:00 00～19:30
■会場
さいたまスーパーアリーナけやきひろば（埼玉県さいたま市中央区新都心1010）
※最寄り駅：JRさいたま新都心駅、北与野駅
Webサイト：https://xinchaosaitama.com/