こんにちは!クリスク・アジア編集部です。
タイ旅行中、日本人が意外と驚くことのひとつが「お酒の販売ルール」です。
日本ではコンビニに行けば24時間いつでもビールやチューハイを購入できます。しかしタイではそうはいきません。
実際に、「ホテルで飲もうと思って深夜にセブンへ行ったら買えなかった」という経験をする旅行者も少なくありません。今回は、タイのコンビニでお酒を購入する際に知っておきたいルールと、その背景にある文化についてご紹介します。
現在のタイでは、コンビニやスーパーでのアルコール販売時間が法律で定められています。
これまでは、以下の時間帯のみアルコール販売が許可され
というルールが長く続いていました。
2025年に午後の販売制限は緩和されましたが、現在でも深夜0時以降はコンビニやスーパーでアルコールを購入できません。日本では終電後にコンビニでお酒を買うことも珍しくありませんが、タイでは同じ感覚で行動するとレジで購入を断られることがあります。
販売が禁止されている時間帯では、コンビニやスーパーのアルコールコーナーに、ブラインドがされていることもありますし、レジでは、当然会計してもらえません。
タイ在住経験者やリピーターの間では、「16時にビールを買いに行ったら断られた」という話は有名でした。
暑いタイですので、旅行者からすれば真昼間からでもビールを口にしたいところなのですが、以前は午後2時から5時までアルコール販売が禁止されており、多くの旅行者がこのルールに戸惑っていました。現在は制度変更によってこの制限は撤廃されています。
ただし「お酒の販売は国が管理するもの」という考え方は今も変わっていません。
日本人旅行者が最も驚くのがこちらかもしれません。タイでは主要な仏教祝日にアルコール販売が禁止されます。
例えば、
などの日には、コンビニやスーパーでもアルコール売り場が閉鎖されることがあります。
旅行者からすると、「お店は営業しているのにビールだけ買えない」という不思議な光景です。これは仏教国であるタイならではの文化的な背景が関係しています。
さらに日本人には馴染みがないのが、選挙に関連する販売規制です。タイでは国政選挙や地方選挙の前後に、アルコール販売が禁止される場合があります。これは飲酒による混乱やトラブルを防ぎ、公平な選挙環境を維持することを目的としています。
日本では選挙とお酒の販売が結びつくことはほとんどないため、旅行者にとっては意外なルールです。
こうしたルールを見ると、日本とタイではアルコールに対する考え方そのものが異なることがわかります。日本では個人の判断に委ねられる部分が大きい一方で、タイでは宗教や社会秩序との関係を考慮しながら販売が管理されています。
そのため、
といったルールが存在するのです。
タイのコンビニは非常に便利ですが、お酒に関しては日本と同じ感覚では利用できません。深夜にビールが買えなかったり、仏教祝日や選挙期間中に販売が停止されたりすることもあります。しかし、こうしたルールは単なる規制ではなく、タイの宗教観や社会文化を反映したものでもあります。
旅行前に知っておけば困ることも少なくなりますし、「なぜそうなっているのか」を理解すると、タイという国をより深く知るきっかけにもなるでしょう。
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