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タイでもビデオオンデマンドは人気! 動画配信サービス「Line TV」「TrueID」の特徴とは?

こんにちは、クリスク・タイのパーです! 今回は私と一緒にタイの動画配信サービスと、Netflixのタイならではのマーケティング戦略を調べてみましょう!

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こんにちは、クリスク・タイのパーです!

みなさんは、暇な時どうやって過ごしていますか? 周りの人に聞いてみたところ、家でごろごろする暇があったら、ストリーミング動画を見て過ごすという人がたくさんいました。中でも、「Netflixを見る」という答えが圧倒的に多かったのです!

なので、今回は私と一緒にタイの動画配信サービスと、Netflixのタイならではのマーケティング戦略を調べてみましょう!

若者のテレビ視聴率が低下

タイは2012年よりアナログ放送からデジタル放送に切り替わりました。現在は合計27チャンネルが無料で放送されています。それ以外にも、映画・ドラマ・番組・アニメーション・そしてスポーツなどを扱う有料チャンネルのサービスもあります。しかし、オンラインで見られる再放送系のサービスなどの登場により、若い視聴者の市場占有率が少なくなっている状況です。Taking Stock With Teens Surveyの調査によると、29.5%(2015年)から16.4%(2018年)まで減少しています。

参考)https://thumbsup.in.th/2018/10/netflix-youtube-disrupt-cable-tv/

YouTubeを利用する目的は「再放送」

YouTubeは2018年にタイ人が最も利用しているウェブサイトのランキングで、2位を獲得しました。YouTubeを見る目的は、放送済みのテレビ番組やドラマなどの視聴だというタイ人が51%となっています。

参考)https://link.medium.com/zCWTopirZU

無料動画配信サービスには不満の声も

YouTubeのような無料サービスは人気ですが、一方で私の周りでも、以下のような不満の声が聞かれます。

  • 頻繁に出てくる広告がうるさくて、不快になる
  • 画質がもの足りない。映画好きな人には高画質の映像が求められている
  • 内容が限られている。フリーの内容しか正式に見れない
  • 検索することがたまに困難

タイでの動画配信業界の注目すべきプレイヤー

Netflix以外にも、タイで人気の動画配信サービスとその特徴をまとめました。

Line TV

Line TVとは、有名な無料通信アプリ「LINE」のサービスです。現在は20億回以上ダウンロードされ、タイ内で人気な無料サービスの動画配信アプリとして知られています。

  • タイ人向けなテレビ番組の再放送や、タイの人気俳優が出演するオリジナルドラマがメインコンテンツで、ターゲットであるタイ人を効果的に呼び込むことができている
  • タイミュージックのコンテンツがあり、MVやライブ放送などが優先的に配信される
  • 動画の途中に出る広告が不快に感じさせることを避けて、Pre-roll Ad系(動画が再生される前に出てくるタイプ)を使用している

Line TVといえば、タイ人の人気俳優が日本の佐賀県で撮影したドラマ「『STAY Saga~わたしが恋した佐賀~』を配信したことでも話題になりましたね。

TrueID

元々、有料契約テレビ放送のサービスから開発されたサービスですが、タイの3大通話会社「True Corporation」によって2017年から開始された、新しいストリーミング動画サービスです。Trueの使用者ではない者は、プレミアム会員として12ヶ月間無料で動画やライブを見ることが可能です。

  • テレビ番組、映画、音楽、ライブなどのコンテンツが揃っている
  • 他のサービス提供者と違って、有料テレビ放送の時代から武器としているスポーツ配信がメイン
  • タイ若者からの人気を獲得するため、積極的にK-popアイドルグループのバラエティー番組を広告に出している
  • TrueID Premium HDというパッケージがあり、高画質配信を行っている

タイ人のメンバーが所属している若者の中では大人気のK-popグループのGOT7が出演する「Got7 Real Thai」というバラエティー番組も放送しています。

次回は、Netflixがタイでどんなマーケティングを行っているかについて調べていきたいと思います!

(編集:きたざわあいこ)

※本文内で引用されている資料・データ、登場する人物の所属名・役職名などは掲載当時のものです。

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この記事を書いたのは

クリスク・タイ スタッフ
子供の頃から日本文化に触れて育ち、中学生で日本語学校に通い始めた生粋の日本マニア。北海道大学・イギリスの大学院への留学を経てクリスク・タイへ入社。公私にわたってデジタルマーケティングに携わる。趣味は読書、コンサート鑑賞、ゲーム。最近はゲーム実況を見ることにもハマっている。

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