同日配送可能が人気! マレーシアの宅配・デリバリーサービス紹介(Lalamove、Grab、Pgeon)

アジア情報2020年08月19日

みなさんこんにちは! クリスク・マレーシアのりつです。

新型コロナウィルスの影響が拡大している中、デリバリーサービスの需要と必要性が高まっています。

「デリバリー」というと、特に「食事の配達」を示す言葉として使われていますが、最近ではフードデリバリーの専門店だけでなく、スーパーマーケットやネットスーパーなどの事業者も参入を始めました。そしてもちろん、配送だけを行う企業も積極的に顧客を取り込んでいます。

マレーシアでは現在、Lalamove(ララムーヴ)、Ninjavan(ニンジャバン)、Grab(グラブ)などのデリバリーサービス企業の人気が上昇し、企業によっては同日配達サービスの提供も増加しています。

今回は、そんなマレーシアのデリバリーサービスを紹介したいと思います。

LALAMOVE(ララムーヴ)

https://www.lalamove.com/malaysia/kualalumpur/ms/home

2013年10月、香港で創設された「EasyVan(イージンバン)」を前身とするLalamove(ララムーヴ)は、現在、香港・シンガポール・タイなどでサービスを展開しています。

Lalamoveは主に、オンデマンドのP2P(ピア・トゥ・ピア)の同日配達会社で、小包のような軽量のものだけでなく重いものなども配達できます。

通常のオートバイクの他に、最大300kg~600kgを運ぶことができるMPV(多目的車両)、および1000kg~2000kgまでどこでも運ぶことができる軽トラックも提供されており、事前に配達を予約することもできます。

有望事業として投資家らも注目

近年はオンラインショッピング市場の拡大で物流量が増加しているアジア地域をターゲットにした、配送先までの“ラストワンマイル”(最終拠点からお客様へ商品を届ける物流の最後の区間)に特化したサービスが、成長性の見込める有望な事業として投資家などからも評価を受けています。

2015年1月には、中国のベンチャーキャピタル「Crystal Stream Capital」などから、合わせて1000万ドルの資金を調達しています。

参考)https://www.lalamove.com/philippines/manila/fil/blog/lalamove-history-last-mile-delivery

サービス詳細

一般的な宅配便サービスとは異なり、Lalamoveでは、ライダー(配達員)をリアルタイムで追跡し、到着までにかかる時間を予測できます。 また、配達員と受取人の会話も、携帯電話のブラウザ上でトラッカー付きのチャット機能が利用できて安全に保護されています。

Lalamoveの宅配便の価格は下記の通りです。

参考)https://www.lalamove.com/malaysia/kualalumpur/en/pricing
1RM=約25円

食料品を購入してくれるサービスも

Lalamoveには、食料品または小売商品(車で最大RM200、バイクで最大RM100)を注文して直接配達する「Buy4U」というサービスもあります。これは、フードデリバリープラットフォームでカバーされていないフードを注文する場合などに便利なサービスです。

Grab Express(グラブ エクスプレス)

引用元:https://www.grab.com/my/express/

Grab(グラブ)は、マレーシアを拠点にサービスを開始し、東南アジア各国に拡大したライドシェアアプリです。近年、Grab PayやGrab Foodなどの新しいサービスも展開しており、Grab Expressはオートバイで配達するサービスとなっています。

サービス詳細

Grab Expressでは、アプリから配達員のリアルタイム追跡が可能となっており、到着予定時刻と同様に、配達員がどこにいるかを確認できます。荷物到着後は、配達員が荷物受取人の写真を撮影。配達が成功したことをレポートします。

▼バイクの場合の料金

最低料金/5RM(約130円)
キロメートルあたりの料金/0〜5km:5RM(約130円)
5〜30km:1kmあたり1RM(約25円)の追加料金
30km以上:1kmあたり1,5RM(約38円)の追加料金
月曜〜木曜12〜13時、金曜12−14時、土日7〜20時は、状況により3〜5RMの追加料金

参考)https://www.grab.com/my/express/

買い物をお願いできるGrab Martも

Grabは、2019年11月にマレーシアの首都クアラルンプールの一部地区で、Grab Mart(グラブマート)という新しいサービスを開始しました。
これは、野菜や果物、飲料、ホームケア用品、パーソナルケア用意品、パントリー用品、ペットケア用品などがすべてアプリで購入でき、専属ライダーが配達してくれるというものです。

Grabによると、このサービスで中小企業の収入機会をサポートおよび拡大することができるとのこと。Grabとしても、加盟店の数を増やしたいという戦略に合致します。

Pgeon(ピジョン)

参考)https://www.grab.com/my/express/

最後に紹介したいサービスは、Pgeon(ピジョン)です。

Pgeonはコンセプトである「ピジョンメールボックス(Pigeon mail-box)」の通り、郵便物の収集や郵送したい小包を預けることができるサービスです。

最低5kgまでの小包の配達はたったRM5~と手軽で、利便性やコストパフォーマンスが人気となっています。

Pgeonの仕組みは次のとおりです。

  1. 差出し人がオンラインで荷物発送を予約
  2. 差出し人が郵便局かPgeon(ピジョン)のピジョンメールボックス(荷物ボックス)に荷物を持っていく
  3. Pgeon(ピジョン)がピックアップした荷物を、ピジョンメールボックス(荷物ボックス)または受取先へ配達

荷物が指定の場所に到着したら、無料でSMSにお知らせも届きます。

日本でもコンビニなどに設置されはじめた宅配ロッカーなどをイメージしていただくとわかりやすいと思います。

Pgeon(ピジョン)の特長

他とは少し違ったサービスですが、Pgeonはこのような特長があるとしています。

  • 営業時間:好きな時間に荷物を預け、受け取ることができる
  • 便利さ:引き渡し場所が3,000箇所以上
  • 安全で安心:荷物を安全に保管するスタッフがいる
  • 料金が安い:5kgまでの小包はわずかRM5.90
  • 無料のSMS通知:小包が到着すると通知されます
  • 簡単なオンライン追跡:荷物を見失うことはありません

まとめ

新型コロナウィルスの影響により、フードデリバリーだけはなくネットショップも頻繁に行われるようになっているため、宅配サービスは重大な課題になっていますね。

あくまでも筆者の意見ですが、配送料金が安くなったとしても、利用者の発送業務の手間が増えたのでは意味がありません。料金が安いことは重要ですが、対応スピードやサービスなどを含めた利用者の満足度こそが一番のポイントではないでしょうか。

(編集:きたざわあいこ)

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