【拝啓長崎市様】 もっと東南アジア観光客を呼び込む施策を勝手にプレゼンさせて頂きます!

アジア情報2020年02月19日

こんにちは。
クリスク・ジャパンの白似田です。

今年は、いよいオリンピックイヤーということもあり、東京や大阪などの大都市を中心にさまざまな訪日インバウンド施策が行われていますね。

筆者も地方自治体様の訪日インバウンド施策などに関わっているため、その熱気や想いを強く感じております。

そこで気になったのが、筆者の出身地である「長崎市」には、いったいどれくらいの東南アジアの方が来て頂けているのかということ。

「平成30年長崎市観光統計」によると、長崎市の国・地域別外国人延べ宿泊者数の数は約30.6万人。その内訳は以下のグラフの通りです。

長崎市を訪れている東南アジアの人数は、統計数値があるシンガポール・タイ・フィリピン・マレーシアの合計で約2.2万人、全体の約7%です。

(平成30年)長崎市の国・地域別外国人延べ宿泊者数

引用元:平成30年長崎市観光統計https://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/8200010/p030983.html

日本全国では、東南アジア(タイ・ベトナム・フィリピン・インドネシア・マレーシア・シンガポール)の訪日客数は約383.4万人。全体に占める割合では約12%であることから、長崎市にはまだまだ東南アジアからの訪日客が少ないということが言えると思います。

そこで、東南アジア各国に長崎市をアピールするための施策を勝手に考えさせて頂きました!

なお、予算や実現性などは完全に無視した、筆者の個人的提案なので、暖かい心で読んで頂ければと幸いです。

それじゃあ、行くばい!(気持ち盛り上げるために長崎弁使ってみました)

参考)JNTO/月別・年別統計データ https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/

提案1、長崎を東南アジアサッカーの注目都市にする!

<提案内容>

長崎にあるJ2のサッカーチーム「V・ファーレン長崎(ヴィ・ファーレンながさき)」に東南アジア出身者を獲得。サッカーをコンテンツとして、東南アジア向けスポーツマーケティングを展開する。

提案理由

以前にコラム記事でも紹介しましたが、東南アジア(ベトナム、インドネシア、マレーシアなど)では、サッカーが非常に人気があります。

また、最近ではJ1の北海道コンサドーレ札幌 がタイ人サッカー選手・チャナティップ・ソングラシンを獲得し、タイ国内でのJリーグの試合試合放映や両国プロチームの交流戦開催など、タイ人向けスポーツマーケティング施策で成功を収めています。

「白い恋人」で有名な石屋製菓は、チャナティップ選手を使ったお菓子のCMなども制作し、プロモーションを行っています。

タイ人向けの旅行コンテンツとして、タイ人Jリーガーである北海道コンサドーレ札幌 ・チャナティップ選手とサンフレッチェ広島 ・ ティーラシン選手の試合観戦と北海道観光を楽しむツアーも組まれました。
※ツアーは、2018年のもの。 ティーラシン選手は2020年度は清水エスパルス所属

引用元:http://www.90lives.com/news/view/9445/-

この成功事例と同じようにVファーレン長崎も、東南アジア(ベトナム、インドネシア、マレーシアなど)の選手を迎え入れることで、東南アジアからの観光客を呼び込めるかもしれません。

東南アジアの選手が活躍して、V長崎が強くなる。そして東南アジアからの観光客も増える!

さらには東南アジアの選手の活躍によって、現在はJ2のVファーレン長崎がJ1昇格を実現できれば、現地メディアでも大きな注目をされるはずです。
ぜひ、日本人選手・東南アジアほか外国人選手が一丸になって、J1 復帰を実現しましょう!

この国に特におススメ!

マレーシア、ベトナム

福岡とクアラルンプールは、東南アジア有数の航空会社「AirAsia」の直行便が就航したこともあり、九州へのマレーシアからの訪日客が増加中です。また、 福岡空港は滑走路を増設中でさらなる外国人観光客の増加が見込まれています。自国のサッカー選手の試合観戦に来ることは、コンテンツとして非常に魅力的なはずです。

提案2、ちゃんぽんの魅力を発信するミュージアムを作る!

<提案内容>

長崎名物・「ちゃんぽん」を体験・学べる施設を作る。また、ヴィーガン、ハラルちゃんぽんなど、「ちゃんぽんのダイバーシティ化」を実現し、イスラム教など東南アジアな様々な宗教の人々も楽しめるようにする。

提案理由

長崎市が誇るソウルフード「ちゃんぽん」。しかし、弊社の拠点がある東南アジア各国(タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア)で長崎ちゃんぽんを知ってるいるかと調査してところ、約10%ほどしか知られていないことがわかりました。

アンケート収集方法:弊社の各国Facebookページへ質問内容を投稿し回答収集

東南アジアにおける認知度は決して高くないことは想像できましたが、日本人の知人へのちゃんぽんに関するヒアリングでも、「ラーメン、うどん、そば、焼きそばという日本の麺類カテゴリーにちゃんぽんは選択肢として上がってこない、」と言われてしまいました。

麺類を食べる行為・麺類カテゴリーの選択肢の中に割り込み、マインドシェアを獲得するためには、強い体験が必要です。

そのために有効なのは、ただ食べるだけでなく、複合的な食の体験であり、ちゃんぽん情報を頭も体もフルに使って感じてもらうことです。

現在、ちゃんぽん発祥の店「四海楼」にも、ちゃんぽんミュージアム/Chanpon Museum】がありますが、施設規模やエンターテイメント性、ダイバーシティ性において、もっと可能性があると感じています。

引用元:https://bit.ly/2SyUWFj

ぜひ、長崎市のソウルフードである「ちゃんぽん」を世界に発信するために新横浜「ラーメン博物館」、大阪「たこ焼きミュージアム」にも負けない施設を作って欲しいと考えています。

引用元: https://bit.ly/39JLB3q
新横浜のラーメン博物館のインスタ投稿

この国に特におススメ!

インドネシア

ヴィーガン、ハラルちゃんぽんなど様々な宗教に対応できるようにすることでムスリムが多いインドネシア人も安心して、体験できる食の施設としての先駆けになれると考えています。

提案3、長崎市を東南アジア有数のフォトジェニック都市にする

<提案内容>

長崎市が東南アジア有数のフォトジェニック都市になることを目指し、主要観光地の衣装・着物レンタル無料化、外国人向け大規模フォトコンテストの実施などを行う。

提案理由

観光において「写真を撮影する」という行為は、非常に強い目的・動機であり、印象的な風景・撮影スポットの有無がその観光地の価値に直結していると言っても過言ではありません。

長崎は、古くは日本で初めて上野彦馬が写真撮影を行った写真発祥の地であり、世界3大夜景の一つである長崎の夜景を持ち、さらに日本が誇るイケメン写真好き俳優・福山雅治さんの出身地でもあります(笑)

引用元: https://bit.ly/37Bu5gb
福山雅治氏もクリエイティブディレクターとして参加した長崎フォトフェスティバル

東南アジアの国々の人たちは、日本人以上に写真を撮影するということに強い欲求を持っています。そういった、東南アジアからの観光客向けに観光スポットでの衣装や着物レンタルを無料で提供することで、「長崎=素敵な写真が撮影できる街」であるというブランディングを行うのです。

タイ人インフルエンサー・Kiraristaさんの長崎での投稿写真
引用元: https://bit.ly/38BkkQh

長崎市には、江戸時代の街並みを再現した出島、風情漂うレンガの石畳やグラバー園などの洋館、マリンアクティビティ写真が撮影できる伊王島、あじさいなどの日本的な花々が撮影できるシーボルト記念館などもあります。

また、世界的に注目を集めている軍艦島(端島)の住居などを再現した島をもう一つ作るということもできるかもしれません。

「長崎=フォトジェニック都市」という認知されることによって、近年注目を集めているハロウィン・コスプレツーリズムとのコラボも可能です。

ベトナム・ホーチミンでのハロウィンの様子
引用元:https://youtu.be/0T23JbJ_SNo?t=363

長崎を様々な海外から来た観光客が思い思いの服装で街を歩けるカルチャーダイバーシティ化するのは、どうでしょうか?

東南アジアの観光客が普段は着れないような服装やとびきりのおしゃれをして、街を闊歩する、まさに非日常を体験できる街を目指すのです。

この国に特におススメ!

ベトナム、タイ、フィリピン

若年層が多いベトナムは、近年はハロウィンで仮装するのが非常に盛り上がっています。また、タイやフィリピンなどはお祭り好きな国民性もあり、訴求力が強いと感じています。

最後の提案:長崎のピースツーリズムを強化する

<提案内容>

長崎原爆資料館や被ばく体験などのタイ語・ベトナム語などの東南アジア言語による発信を強化する。

提案理由

長崎市は広島市とともに世界で二つしかない被爆都市です。筆者も家族とともに昨年に長崎原爆資料館を訪問しましたが、残念ながら欧米系の観光客が多く、東アジア・東南アジアからの観光客が少ないという印象を受けました。

被爆経験者の高齢化などによる被爆体験伝承の風化危機が喫緊の問題となっている今だからこそ、長崎が東南アジア、世界に向かって発信していく必要があると考えています。

広島市のピースツーリズムのWEBサイト
引用元:https://peace-tourism.com/

筆者が東南アジアの人々と話していても、長崎が被爆都市であるという歴史事実は自分が思っている以上に知られていませんでした。このことは、長崎で育った人間として悲しくもあり、責任も感じました。

個人でできることもありますが、ぜひ長崎市が持つ大きな力を活用して、長崎のピースツーリズムを世界に向けて発信して欲しいと願っています。

まとめ

地元である長崎市を離れて20年以上がたちましたが、未だに海外の人に自己紹介するときは、「東京近郊に住んでるけど、生まれたのは九州の長崎だ」と言っています。

それは、家族や知人が暮らす長崎を色々な人に知ってもらいたいという思いと、地元を離れて暮らすことへの少しの後ろめたさからです。

この記事を書きながら、「自分の好きな地元を世界に向かって発信するのは、楽しく素敵な仕事だな〜」と改めて実感できました。

ぜひ、長崎市だけでなく、あなたの地元を東南アジアだけでなく世界へ発信する取り組みがありましたら、お気軽にお声がけください。

クリスクでは東南アジアを対象に、ソーシャルメディアマーケティングを軸としたWEBソリューションを提供しております。
お気軽にご相談ください。

>> 東南アジアのサービス詳細はこちら


CLISKでは一緒に働いていただけるメンバーを募集中です!
>> 募集ページはコチラ

この記事を書いたのは

shiranita海外事業部・プランナー 白似田洋介/YOSUKE SHIRANITA
https://www.facebook.com/yosuke.shiranita

長崎市出身。人材情報会社、大学生向け海外インターン事業運営会社などを経て、2017年4月より株式会社クリスクにジョイン。海外事業部にて、日系企業向けの東南アジアのソーシャルメディアマーケティングに従事。日本のわさびを世界に発信するメディア「WASABI LOVERS」編集長。

<PR>
タイオフィス : http://www.clisk.co.th/
五反田オフィス : http://www.clisk.com/company/
クリスクベトナム FBページ : https://www.facebook.com/CliskVietnam/
東南アジアマーケティング情報発信中 : https://twitter.com/CliskASEAN

クリスクでは東南アジアを対象にソーシャルメディアマーケティングを軸としたWEBソリューションを提供しております。
お気軽にご相談ください。 → 東南アジアサービスページを見る

Clisk Japan

東京都品川区西五反田2-25-1 インテックス五反田2F
TEL 03-5759-6646
FAX 03-5759-6647

Clisk Thailand

689 Bhiraj Tower at Emquartier, Unit No.1602, 16Floor Sukhumvit Road, North Klongton, Vadhana, Bangkok 10110
TEL +66-(0)2-060-6977

Clisk Vietnam

25F, TNR Tower. 180-192 Nguyen Cong Tru street, Nguyen Thai Binh ward, District 1, Ho Chi Minh city, Vietnam

Clisk Malaysia

No.15-1, Menara 1 Montkiara, No.1, Jalan kiara, Montkiara, 50480,
Kuala Lumpur

Clisk Indonesia

Kantorkuu Citywalk Sudirman
Jl. K.H. Mas Mansyur No.121 Level 2, RT.10/RW.11, Jakarta 10220

©2005-2020 Clisk Corporation Japan