ローカルの本音が知りたい! 伊豆DMOによるタイ人インサイト調査結果を発表!

ASEANマーケティング2018年09月26日

こんにちは!
クリスクの白似田(しらにた)です。

訪日タイ人のインサイト(本音)を知りたい! というのは、タイ人向け訪日インバウンドやプロモーションなどに関わっている方の共通の悩みだと思います。僕も日々、タイ人のインサイトを知りたいと思い、スタッフへのヒアリングや色々な本やWEB情報などをもとにチェックしています。

しかし、例えば、JNTOが発表している「訪日外国人の消費動向調査」で訪日タイ人のデータを確認しても、実際に自社商品(化粧品など)や地域(長崎市など)の「何」がタイ人にとって魅力的なのかを把握することは難しいと感じております。
理由は、調査が訪日タイ人全体を対象したものが多く、個別具体的ではないためです。

そのような中、公的な情報をもとに訪日タイ人の趣向に対する仮説を立て、自ら個別な内容を調査してリアルなデータを収集する取り組みも増えてきております。
今回は、そのような個々の目的に合わせたタイ人のインサイト(本音)を知るための取り組みを紹介いたします!

どんなアンケートをしたの?

今回、静岡県・伊豆エリアのDMO(Destination Management Organization)※である「美しい伊豆創造センター」が、伊豆エリアに特化したアンケート調査を実施しました。

http://www.titf-ttaa.com/

※DMO(Destination Management Organization)とは、観光物件、自然、食、芸術・芸能、風習、風俗など当該地域にある観光資源に精通し、地域と協同して観光地域作りを行う法人のこと

アンケート概要

  • 調査目的:伊豆エリアに関するタイ人の趣向性の見える化
  • 調査対象:TITFに来場した日本および訪日旅行などに興味のあるタイ人
  • アンケート実施期間:平成30年2月5日~平成30年2月11日
  • アンケート収集方法:WEBアンケートフォームへの入力
  • アンケート告知方法:
    タイ人向け日本情報サイト「UR JAPAN」へのバナー告知
    WEB掲載ならびにフェイスブック掲載、2018年タイ国際旅行フェアブースでの告知
  • アンケート回答数:総数:1,988件(開催前事前獲得:322件)

どういう形でアンケート調査を実施したの?

アンケート調査は、2018年2月のTITF会場に出展した「美しい伊豆創造センター」ブースにて、実施されました。QRコードを読み込み、20問のWEBアンケートに回答してもらうという形です。
また、事前に弊社が運営するタイ人向け日本情報サイト「UR JAPAN」へのバナー告知とFacebookページへの投稿を実施しました。

“มาร่วมทำแบบสอบถามแล้วรับรางวัลสุดพิเศษกันเถอะ!” ขอเชิญทุกท่านมาร่วมสนุกกับบูธ “ Beautiful IZU”…

Ur Japan Thailandさんの投稿 2018年2月4日日曜日

タイ人向け日本情報サイト「UR JAPANでのアンケート告知画面
アンケートの回答者には、ペン、手鏡、あぶらとり紙などのノベルティーをプレゼントしました。

会場ではQRコードを読み込んで、アンケートページへ誘導します。

アンケートに答えてくれている来場者のみなさま。

TITF会場の伊豆ブースで集客をおこっていたタイ人通訳のぺアリーさん

アンケートに回答してくれたのはどんな人だった?

回答してくれたのは、女性が7割以上という結果に。

性別

男性25.3%:女性74.7%

年齢

    • 10代 : 2.8%
    • 20代 : 19.4%
    • 30代 : 32.5%
    • 40代 : 25.5%
    • 50代 : 15.1%
    • 60代 : 4.6%
    • 70代 : 0.0%
    • 80代以上 : 0.0%

タイローカルは、伊豆のどんなものに興味を持っていたの?

質問:このブースに立ち寄った理由は?

【アンケート結果】

  • ブースに「富士山の帽子」「日本のけん玉」「おりがみ」があったから:24.9%
  • ブースの装飾が良かったから:22.1%
  • 静岡県は富士山が見えると知っていたから、その情報収集のため:17.3%
  • ブースの宣伝があり、アンケートを答えたらノベルティーがもらえるから:13.3%
  • ブースパンフレットがたくさんあったから :10.2%
  • SNSでこのブースのことを知ったから:8.2%
  • ブースにテレビがあり映像が流れていたから:8.0%

やはり、「富士山」というキラーコンテンツを持つ伊豆エリアだけにブース来場者もその点に魅力を感じて訪問して訪れた方が多いですね。

遠くからでもひと目で富士山がわかるブースの内装。わかりやすいですね。

質問:伊豆半島のブースを見て興味を持った観光地を教えてください。(それぞれ各3つまで)


一番人気は、伊豆の国パノラマパーク(富士山を見ながら足湯  静岡県のグルメバイキング) 。三島スカイウォーク (世界一のつり橋)をおさえての堂々1位。

【アンケート結果】

  • 三島スカイウォーク(世界一のつり橋):44.9%
  • 土肥金山(世界一の金塊を触れる):18.3%
  • 伊豆の国パノラマパーク(富士山を見ながら足湯  静岡県のグルメバイキング):56.6%
  • 韮山反射炉(世界遺産):25.9%
  • 沼津深海魚水族館(シーラカンスの剥製が見える場所):5.9%
  • 沼津御用邸記念公園(皇族の保養地):8%
  • 修善寺虹の郷(紅葉の綺麗な場所 各種体験ができる場所 日本庭園):28.8%
  • 芸妓見番(芸者の稽古場所の見学と芸妓):4.2%
  • 河津バガテル公園(フランス庭園式のバラ園):8.9%
  • iZoo・イズー(日本最大の爬虫類・両生類の動物園):1.7%
  • MOA美術館(日本の絵画・書籍 両国等):3.5%
  • 伊豆アニマルキングダム(ホワイトタイダー ライオン キリン シマウマ などの肉食動物園):2.3%
  • 伊豆・三津シーパラダイス(イルカショー クラゲの展示):4.9%
  • 堂ヶ島洞窟めぐり(天然記念物 洞窟を遊覧船で回る イタリアの青の洞窟のような場所):10.7%
  • 伊豆シャボテン公園(1500種類のサボテンと動物の展示):2.8%

質問:伊豆半島のブースを見て興味を持った食べ物を教えてください。(それぞれ各3つまで)

刺身の1位は想定していたものの、タカアシガニが意外な健闘。うな丼(うなぎ)よりも人気となりました。

【アンケート結果】

  • タカアシガニ:41.8%
  • 金目鯛:9.9%
  • 刺身:51.3%
  • イノシシ:2.3%
  • 深海魚:19.7%
  • うな丼(うなぎ):35.7%
  • ひもの:4.9%
  • 伊勢海老:21.6%
  • しいたけ:17.8%
  • わさび:13.5%
  • コロッケ:11.4%

質問:伊豆半島のブースを見て興味を持った果物・デザートを教えてください。(それぞれ各3つまで)

【アンケート結果】

  • いちご:81.8%
  • メロン:66%
  • ミカン:17.4%
  • スイカ:10.2%
  • ソフトクリーム:40.5%
  • 温泉まんじゅう: 15.5%

質問:伊豆半島のブースを見て興味を持った体験を教えてください。(それぞれ各3つまで)

【アンケート結果】

  • 着付け(浴衣・着物):51.7%
  • お茶(お茶摘み・茶道):43.8%
  • 芸者体験:8.3%
  • 海(海水浴・サーフィン・シュノーケリング・シーカヤック・ダイビング):12%
  • 山(登山・ハイキング):20.4%
  • フルーツ狩り (いちご みかん): 36%
  • 温泉:46.8%

まとめ

今回のアンケート調査では、具体的に伊豆エリアの地名や食べ物、くだもの名をアンケートの回答に設定。そのため、訪日タイ人が伊豆エリアでの趣向を把握できるようになりました。アンケート結果を活かして、下記のようなプランを作成することも可能だと思います。

<訪日タイ人向け伊豆エリア周遊プラン>
「いちご狩り」をした後に「伊豆の国パノラマパークで足湯をしながら富士山を見て」、「浴衣」で「刺身」を食べる。

訪日タイ人のインサイト(本音)を知りたい! と悩んでいる自治体や企業な方は、このような個別のアンケート調査などを実施することでマーケティング戦略に活かすことができます。

自分たちの強み(訪日タイ人でも初訪orリピーターが多い、主要空港からのアクセス時間、宿泊or立ち寄り地など)を洗い出し、それを訪日タイ人に関する公的情報と照らし合わせて仮説立案とインサイト調査を実施しては、いかがでしょうか?

近い内に、伊豆DMO様が5日間で2000件近いアンケート回答を得るためにどのような準備や当日のオペレーションを行ったかも紹介したいと思います!
お楽しみに!

この記事を書いたのは

shiranita海外事業部・プランナー
白似田洋介/YOSUKE SHIRANITA

https://www.facebook.com/yosuke.shiranita

人材情報会社、大学生向け海外インターン事業運営会社などを経て、2017年4月より株式会社クリスクにジョイン。海外事業部にて、日系企業向けの東南アジアのソーシャルメディアマーケティングに従事。長崎市出身。

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